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GLOBAL EUROSTAR
グローバルユーロスター ルーフ・バンクまわりの再加工<=透明下塗り塗装+クリアー塗装+ガラスコーティングまで行なうことになりました>/サイド面下部の劣化部分の再加工<=ルーフまわり同様に加工>/その他サイド面・前後面は無料半年点検メンテナンス
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東京都大田区よりこのたびもご利用いただきました。今回ルーフまわりの劣化防止策のためにクリアー塗装を行なわせていただくことになりました。顔料入れた本塗装→クリアー塗装という乗用車のダブル塗装とは違い、クリアーのみの塗装ということではありますが、前回の苦肉の策、下地塗装+「AKARI」コーティングの2工程ではなく、両方の機能を生かすにはどうしてもバインダーとして、また厚皮膜の維持として、屋外耐候塗性の高い塗料が必要という結論に進んできてのことであります。テスト被体やパネルのレベルではなく、実車のルーフ面長期にわたる効果を発揮するためという意味です。さらにそれを透明度の高いクリアな皮膜状態で長期達成するという相反する要素もクリアするにはという意味もございます。 業界の”グレー”な部分に挑戦していきたいと思います・・ お付き合いいただけるお客様には感謝××・・・であります!要求レベルが下がるなら、なにもこんな作業は必要ありませんからね・・

下地塗装+クリアー塗装+「AKARI」コーティングという3コートでわたくしの命題であります、
「保護・防汚・水切れ・艶の維持を傷んだゲルコート面であっても達成したいと考えております。もちろん施工代という逆の命題もありますので、今回は面積(=ルーフ部分的か全面か・・)、工程(=塗装までか、塗装にしても1層塗りか・・、2層?・・、理想的な3層まで塗るか?・・、仕上げのガラスコーティングまで行なうか?・・)などはご相談しながら進めさせていただくことになっております。オーナー様、間違いなかったですよね?

その他・・前後面、サイド面(
=サイド面の一部は、もしかすると上記メニューまで行なうことになるかもしれません、後日ご連絡いたします)は無料半年点検メンテナンスの内容でお受けいたしました。
<2012/10/21お持込、作業の進捗次第でございます・・>
(ご入庫履歴) '11/09 '12/06
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新車から数ヶ月〜数年をノーコーティングで過ごしてこられた、他のご利用いただきますキャブコン同様、御機におきましてもルーフまわりの改善、まずはこれに尽きますね。その他は洗っていただければほとんど面白いようにきれいになりますし、拭き上げがとても楽。大きい分その快感も倍増する?かもです。そして、拭いたあとはコーティングの深い皮膜感を味わっていただけます。もちろんポイント的に水が抜ける雨どいのラインとか、形状的に上を向く(=水平)ボディ面の一部はルーフまでとはいきませんが傷み度合が大きくなりますのでしっかりお手入れしたい部分ではあります。
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ルーフの現状です。透明な左側は紫外線等の劣化が比較的少ない健全なゲルコート面。右側は日々、諸に天日干しと夜露によって劣化の進んだゲルコート面ですね。これを何とかしようと前回、前々回と施工をさせていただいてきたわけです。前々回は研磨処理とガラスコート。空から・・素材から・・と完敗と申し上げざる負えない状況でした。前回は許される範囲内で下地アンダーコートを入れてガラスコート。加工したものが空から・・、素材から・・の攻撃でも剥がれない(=外的からの保護)ことは一つの成功を収めております。ゆえに皮膜が存在し得るための水切れと2つ目の目的を果たしてくれてはおります。ですが、トップコートとしての我「AKARI」皮膜がアンダーコートの性能に負けてしまっており、平滑性がでておらず汚れがスッキリ落せない、3つ目の目的防汚性が消されてしまっているのが現状です。「AKARI」の皮膜効果が発揮され汚れが付いてしまっているということはあの深みのある艶感がでていない、・・・これが現状です。ユーザー様視点になれば透明でツルツルしていて、ツヤツヤが長く続いていることが施工対効果の決め手であるでしょう。

そんなことで今回3回目のアタックということであります。残るターゲットは2つ、防汚艶の維持ができることを目的に行なう作業ということです。
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前回の6月から今までボディを汚れながら守ってきた前回施工の透明下地塗装を剥ぎます。皆さまには分からないでしょうから、ちょっと色をつけて写真に収めてみました。この後全ての下地剤を剥ぎ取りました。
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両サイドの下部のカラー付きのゲルコート表面。上を向いた面(=面積が大きい左写真部分や、面積はわずかながら右の写真の”↑”部分)などは艶引けてしまうところですので、今回の新施工を行なうようかとわたくしも作業して思いますし、オーナー様もそう思っておられると思います。ですのでとにかくクリアー塗装までは実施させていただきますね。
とにかく汚れ落としまで行ったのが初日(=10/22)の作業です。
10/23天候不順のためノー作業でございます。
申し上げたスケジュールにて手が止まっております。26(金)午後・・、27(土)午前から再開できるかと思います。今回の新施工は先が読めない作業のためお引渡し等までは申し上げる状況ではございません。もう一週間みて置いていただいた方が間違いはないと思います。ご理解のほどお願いいたします・・
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それでは再度向き合わせていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします(=時は・・10/26午後)。今からでは天候(=風の状態のことです。陽射し、気温、湿度などは大丈夫です)のことがありますし、時間もないので明日以降の作業といたしまして、今回の新施工・・クリア塗装についてお打ち合わせプラスとなりますが、少し申し上げておきます。

写真はテストパネル。素材は厳密にはキャンピングカーのゲルコートではありませんが、このパネルにしてもキャンピングカーにしても『透明下地塗装』を打ちまして、その上に今回のクリアーを引きますからクリアー塗装した感じは同じようにご確認いただけると思います。素材のカラーはキャンピングカーと同じような白です。
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アンダーコートを打ちますと(=この写真は未作業の状態)、鏡面状態の素材から見れば少し艶が落ちます。逆に素材が傷んだキャンピングカーなどから見ればこのアンダーコートでも艶がでたという状態になります。この艶(=透明度)をわざと下げるの紫外線対策の一環です。

前回はこのアンダーコートに「AKARI」コートを覆ったわけです。”ディフェンダー”と”フォワード”で勝負したということです。”コマ”をできるだけ抑えることも重要だったからです。ですが、今回は”ミッドフィルダー”も用意させていただくということです。


<用語解説>
ディフェンダー: 下地塗装
フォワード: ガラスコーティング
コマ: 施工費用
ミッドフィルダー: 中塗り(クリアー塗装)
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これが下地〜クリアー(=2回)を施した感じです。皮膜はガラスコーティングや光触媒コート・・、諸々あるコーティングでは決して表現できない厚さ。皮膜厚をこだわっている当店の「AKARI」コートの20倍はあります。アンダーコート以上の厚さを確保できるのが塗料の良いところですから、紫外線吸収剤もふんだんに入れることができます。添加剤にて皮膜硬度をさらに上げるという施工もできますし、2層塗り、3層塗りという選択もできます。施工は京都の漆職人とはいきませんが、刷毛塗りで施します。ご覧のように近づいて透かしてみれば刷毛目などはでますが、日頃目にすることのないキャンピングカーのルーフという部分でどう解釈するかですね。それを気にするならばコレまでの常識、何十万の自動車専用塗装をするか・・、塗装をしたらコーティングはかかってないわけですからその後の費用も考えて・・とか、それか今まで通り白化現象と悩みながらあきらめて付き合ってゆくか・・、コーティングプラスの費用で白化現象を抑えるために投資するか・・あとは個々人の価値観でしょう。

この施工は、いわゆる普通の自動車板金塗装の立場から逆の視点からの商品です。キャンピングカーの現状を理解して→ユーザー様の満足度の水準・程度を把握して→そこの満足度を満たすだけの費用に留め(
=具体的にはできるだけコーティング施工のプラスアルファで抑える)、ベースが整えばあとは当店のコーティングでトップコートするだけです。
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ウレタン塗料ですから、ねじれなどにも追随します。自動車ウレタン塗料も品質はいろいろあるのが現状です。ベーシックグレードレベルの塗料であることは申し上げておきますし、添加剤(自動車塗料のように硬化剤ではなく・・)で独特な塗料となっております。

何年持つか・・とかのその手のご質問には的確にお答えはできないですね、実績もないですし、下地塗装をするゲルコートの規格自体もない業界ですし、そもそも”ゲルコートブリスター”や”クラック”の入っている車両も普通にある規格外のお車ですし、素材の下地処理も自動車板金のように色つきの塗料を入れるわけではないので白くなるようなサンディング足つけなどはいたしませんので、塗料との接着力とか・・ほんと言う必要のないこともわたくしこうして言ってしまうので・・この辺にしておきます。 要するに保証があるとか、ないとかではなく、意志に賛同いただけるユーザー様とわたくしとで成す施工ということです。全国の傷んだキャンピングカーオーナー諸氏を救うことがまず第一にある内容であって、その施工内容を試したい、ご協力いただけるという今回のオーナー様ということ、それに尽きます。
状況が合えば、10/27(土)から施工に入らせていただきます・・
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では27日、作業を進めさせていただきます。まず数日開いていますので施工面のお掃除です、施工部分を水を使って流します。いろんなすき間があるルーフなので届く範囲を再度チェックします。その後、準備の養生を行ないました。今回の施工はクリアーを乗せるためにその下地塗りに関しても塗りムラ等が消され関係なくなりますから、エア吹きではなく、手塗り処理に変更します。その分養生する部分がかなり少なくできます。面積が面積のお車ですから、こんな前後左右の養生作業が大部分省けるというのは、施工代金等も省いて差し上げられるということにつながっていきます。
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まず施工面はバンクとの境(=写真No.13でマスキングした部分)から後、あとはこの枠の写真で”○”した部分、あとはリヤのラダーが止まっている最後部の上を向いている部分です。そしてこの写真は透明下地塗装→クリアー塗装1回→乾燥した状態です。2回目の塗りと乾燥の時間と現時刻、天候などで本日はここで止めさせていただきました。あとは後日となりますのでよろしくお願いいたします。
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雨降りのなか一日開けまして作業再開いたします(=本日は10/29)。まずはバンクとの境(=写真No.13でマスキングした部分)から前方の下地塗装〜クリアー1回目の塗装です。前回の新施工(=ご期待に沿えず申し訳ありません・・)から今回のご入庫までに付着してしまった汚れ、バーコード線を除去させていただきますと、バンクの上(=→したプレスラインから上)はゲル表面の白化現象的艶引け状態です。このラインから下(=前方を向いたバンク先端面)と、バンクのサイド面(=マスキングが少し見えますが、その面のこと・・)はそういう艶引けは起きていないのが現状です。

クリアー塗装の主目的は通常のポリッシュ作業とガラスコーティングでは艶の維持が
長く保てない(=その理由は傷んだ、特には白化した表面、カサカサチョーキング状態の表面にあるというのは既にご承知の通りですが・・)、そんな状態になってしまっているゲル表面をしっかり固めて、最終的に覆うコーティングを機能させることです(=もちろん、クリアー塗装をすることで、ガラスコーティングだけでは成し得ない表面の保護・艶の倍増とクリアー塗装自体に付加価値が付いてくるわけですが・・)。そういう意味ではこのバンクの先端部分とサイド部分はクリアーをあえて入れる必要はありませんが、オーナー氏との話しのニュアンス的なこと、今回のご希望のお気持ちなども汲んでみますと、今回は先端部分はクリアーを塗装し、ガラスコーティング。バンクサイド部分はアクリルウインドあたりまでは塗装とコーティング。ウインドより下部はコーティングだけという作業で仕上げさせていただこうと結論しました。
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左の写真も、この写真もクリアー塗装した後です。
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乾燥後→2回目のクリアー塗装をいたしました。
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ですのでバンクサイドのウインド面より上はクリアー塗装をしています。
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後部もクリアー塗装、2回目まで完了です。左右の斜めの面、リヤスポ状態の後端部分も同様に加工させていただきました。 

当店は乗用車などもそうですが演出照明などで、”カッコイイ”ところだけ写す・・画像を加工して良く見せる・・そういうことで営業する気はないです。トップページにも謳わせていただいている通り、オーナー様への報告がメイン目的で公開しておりますので、コメントも画像も増えてしまいます。そんなわけでご覧の通りの皮膜感は作成されておりますから、とにかくご安心ください。ですがデメリットもあります。申し上げるように刷毛塗装方法ですから、透明な塗料色とはいえ光にあたって透かした状態にすると刷毛目も見えます。屋外で塗りますので塗ったあとの触指乾燥(
=塗料の表面の乾燥のこと。15分ほどでしょうか。塗料内部については数日かけて本当のウレタン質に硬化してゆきます、10分、1時間ではすぐには固まりません)までは浮遊するチリやゴミなどもくっついてしまうことになります。
そんなことでありまして、本日思ったより風が早い時間から吹きだしましたので、本当は3回目のクリアー塗装まで仕上げたかったのですが・・今回はやらないことにいたしました。ご理解いただきたいと思います。
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今日も”早朝組み”のわたくしとAMラジオの散歩のおっちゃんで挨拶を交わしまして仕切り直してです。3回目の塗装入ったところです(=時は10/30朝)。昨日は風のため早めの店じまいでしたので、仕上げの3回目の塗りでは、もっともっと刷毛目を消してやろうと、我が家のキューブで特訓した成果をみていただければと思います(=うちのキューブのボンネットなどはすごいことになったままです・・みなさまお越しの際にはどうぞ参考に触っていってください)。3回重ねておりますので、理論上は当店「AKARI」コ−ティングの60倍の厚さとなっております。
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仕上げは「 AKARI1.3」でコーティングさせていただきました。塗料もコート剤もVOCほぼゼロですのでさほどの時間開けずとも施工が可能という筋です。 わたくし自分のコート剤とは会話ができますので喜んでいます・・「フォーミュラカーもダートじゃ走れないって言ってます・・」
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ルーフまわりの作業を終えまして、両サイド面下部の作業です。さまざまな凹凸の艶がないところを中心にルーフまわり同様の作業(=下塗り〜クリアー塗り〜コーティング)をさせていただきました。塗装は”→”したようなところを中心に・・、コーティングは茶色部分全てを施工させていただいております。 今度こそテロテロ〜な表面が長く続くように・・念を入れて塗らせていただきました・・
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あとは無料メンテナンスの範囲、洗車で落ちきっていないバーコードを何本か落とし、タイヤまわりの仕上げ、ウインド面のチェック清掃をさせていただきました。タイヤは非常にきれいに維持しておりますね・・、キャンピングカーのリピーターの方の中ではたぶん一番きれいに維持していると思います。

車内側はバキューム、ガラスは内側もペタペタと多少気になりましたのでお掃除させていただきました。ステップなども水垢多少付着し始めることですのでコンパウンドでお掃除はしてあります。 
作業画像29 それではこれで完成です。下塗り・クリアー・コーティング剤ともにそれぞれに素材、実績、成分的には、はっきりいってすばらしいものです。あとはそろぞれのマッチングがどうか・・、キャンピングカーとの相性などもどうか・・、結果長い間に皮膜効果を発揮できるか・・、『傷んだボディのキャンプカーオーナー諸氏を本当の意味で救う計画』第2段の作品の完成です!みなさまに楽しみにしていただいていたコラムなども更新せずに時間をつぎ込んできた”スープ”なんです。

このような計画にご賛同とご協力、そして希望を託していただいたオーナー様には改めて、この場を借りまして御礼申し上げます。材料〜施工方法や添加剤等々・・・・が想定通りに経過するか今後ともよろしくお願い申し上げます。良い確証が取れればこれまでの常識的なことがくつがえせます。傷んだFRPルーフはあきらめるか・・、○○十万円だして塗装するか・・、効いてるんだか効いてないんだか分からないコーティングで自分を慰めざる負えなかった人たちを救えます。その画期的な1台目ということで有名な1台になることになります。 
もちろん成功すればですけど・・

この1週間は触らず、その後のお手入れについてはお話しした感じで進めていただきたいと思います。とにかくすぐのキャラバンは快適にドライブできるはずですので、どうぞ楽しんできてくださいね。サービスエリア、道の駅・・他のキャンカーの横並べてあげてください。そんな他人さんをも幸せにしますよ・・この深い艶は。

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