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PORSCHE 911
ポルシェ911 車磨きとガラスコーティング/・・ ※施工内容・範囲など・・作業進捗に伴いお知らせしながらすすめさせていただきます>> 作業方針など調整が必要であればお知らせくだされば都度対応するつもりでございます。
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お忙しい中、ご一報ありがとうございました。それでは内・外・エンジンルームなども基本全てお手入れさせていただく方向ですすめさせていただきます。ひきつづきよろしくお願いいたします。

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埼玉県より引き続きありがとうございます。先日のRCZ( =RCZの作業履歴はこちらを>> )につづきましてのご依頼は、こちら930ターボです。長らくお待たせしてしまいましたがこれからツルツルボディへ仕上げさせていただきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
<2013/02/11お持込、3/4⇒作業に入ります・・>
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オーナー様自身のご希望とはいえ、しばらくお預かりしてしまっておりましたご愛車ですし、”普通の930ターボ”とはまた別次元のお車ですから何かと機嫌も損ね易いのではないかと・・ご心配な部分もおありでしょう。少し作業前の報告をしておきます。エンジンは適時チェック始動はしておりました。どのくらいで始動分の充電(=そもそもオルタネータなのか・・良く調べてはおりません)するのかなどは分かりませんが、始動したらしばらく落ち着かせてから停止させるようには心がけてはおりました。セルも今回の感じが正常なのかどうかですが、少しキュルキュルとがんばってエンジン始動する感じですね。わたくしが作動させたこの10回前後はこんな感じでしたが問題ないですか?始動後すぐはアイドル回転も落ち着かない感じですが、少しすれば1,000回転弱で落ち着いてはおりました。いちよカブリ防止的にエンジンは停止するようにはしておりました。そんなことでとにかく無事にピットインとなっております。 初めエンストは何回かしております・・途中から慣れてきました。

続けて作業で開閉予定の部分などチェックしてゆきます。フロントフードも何とか普通に開きました。作業上も特別問題はなさそうですね。バッテリーが開閉きわにありますので念のため養生して水作業はいたします。 
関係ないですがコーションプレートも”西”の刻印。懐かしいですね・・
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心臓側のフードもご指示の”ピン”のくせもつかめてきましたので開閉自体は問題なく行なえそうです。あとは・・、フューエルキャップもイレギュラなく開閉してくれましたので問題なし。
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エンジン本体側につきましては、リヤまわり外装は特に造型されたカスタム仕様でございますので、イレギュラな立て付けなどによる水の進入も念のため考えまして全部養生して作業を行ないます。

それではチェックを終わりにして作業に進めていきたいと思います⇒⇒
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まずはタイヤまわりからいきます。アルミホイール自体まだ新しいのでしょう。素材もまだしっかりしておりますので今回のクリーニング、コーティング施工を行うことで今の素材の良い状態を今後も維持してゆくことができるでしょう。艶感や今後のお手入れなどにおいては今以上の状態となりますから見る楽しさ・・、お手入れも楽・・となります。こういうピース仕様のアルミホイールは見ての通り、凹凸がたくさんあるわけで、汚れがこびりつきやすいものですし、お掃除もしずらいです。まだきれいなうちにしっかりコーティングしておくことはとても重要です。

普通の視点では気にするレベルではないでしょうが、右フロントのアルミホイールのリム部分、小さな割れが1コあることはありました。修正するご希望の場合はタッチアップでも良いレベルでしょう。どうしてもしっかりリペアのご希望の場合は前回のRCZと同じく塗装するようです。ここ以外は何もなかったです。リムエッジのガリキズもなし。スポークの白い部分は既に水垢など付着で洗車のみでは汚れは落ちきれませんのでのちの磨き処理でさらにクリーンアップいたします。
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アーチ内部も、こういうワンオフボディですので慎重に眺めて・・洗って良さそうなところは普通に対処していきます。FRP材ですので想定内でしたので進めました。リヤタイヤ部分は手が入る範囲が比較的広いので洗った感はいくらかでますが、フロント側はあまり洗える範囲が少なかったです。もっとも車高短・レーシングカーですのでこういう部分はこうやってライトアップでもしないと通常視点ではほとんど見えませんがね。

作業とはあまり関係ないですが・・本機のこういう部分のFRPの樹脂は通常のポリエステル系か・・、エポキシ系か・・。繊維はやはりキャンピングカーなどといっしょでガラスか・・、それともカーボンか・・などが気になっていろいろ調べたりと、人様の宝物で誠に恐縮ですが楽しませていただきながら作業させていただいております。皆さんにはキャンピングカーとかとこのようなスポーツカー・・特にレーシングカーなどとが関連があるとは思えないかもしれませんが、いろいろ連動していることがあるもので、両極端な車両を引き受けるわたくしは倍楽しめますし勉強になるのです。ほんと車は端から中まで楽しめます。車は正に”捨てるところがない”オモチャかも・・。
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ここはフロントフードのゴムパッキン部。この洗浄段階ではまわり一周洗ってまずは一段階終了。のちの水垢落しなどは行ないます。材質的にここも保湿してあげたい感じも受けますのでゴム材用のコーティング作業を行ないましょうかね・・。
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けっこういろんなすき間に固着したコンパウンド粉が詰まっていますね(=写真は顕著なテールライト部分を写してます)。まわりの材質のこともありますができるだけきれいにしたいとは思います。

コンパウンド粉があるということは過去に塗装されて残作業としての研磨作業も行なわれているということを意味しているわけです。
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いつも行なわせていただく粘土処理も今回の状態から判断して塗装面のみ実施いたしました。ステッカー部分は行ないません。ステッカー面内で鉄粉等の除去作業など必要なことがあれば個々ピンポイントで処理いたすことにいたしました。ステッカー自体の品質が分かりませんので全体をまんべんなくこする行為はやめておきます、念のため。
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ガラス面も撥水仕様となっておりましたので検査しました。プロ水準でしたらそのままにしようと思いましたが、我々の仕様とは違うことが分かりましたので、あえてお知らせしませんでしたが今回作り直すことといたしました。よって下地処理も既に実施させていだいております、よろしくお願いいたします。
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『当店仕様にしておきましょうよ・・』という理由はケースによっていろいろなのですが、今回の一番の理由はご覧のように水はガラスからそのままボンネットに流れます形状です。あまりフッ素純度が高くない(=逆を言えば油分が多い)と判断できる今現在のような仕様ですと、皮膜自体が”ゆるく”、比較的早く流れ落ちますから、それが申し上げたようにボンネットにそのまま流れ落ちますので、それが油分を多く含んでいるわけですからボンネットはギラツキ、汚れ質が残って、艶が落ちてくるというメカニズムです。

1、2週間おきに洗車ができるような一部の方々はそんな汚れ分もすぐ洗えるので比較的問題ではないですが、普通の御方はそんなサイクルでは洗車しないでしょうし、仮にスタンドなどで洗っているということをおっしゃる方がいても、そういう方々は汚れが多くなってきたら洗う(=義務的)はずなので、そういう義務的視点の御方々が汚れが多く感じるような段階ですと・・残念ながらスタンドレベルの洗車をしても、そういう油分の多い汚れはベッタリしてしまっている可能性もあるわけです。

そいういう意味で普通にお忙しい身の社会人の御方々はプロ仕様で仕上げておくとトータルで満足度合が高いのではないかと考えます。
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ステッカー類まわりは手作業で・・状況に合わせて処理してゆきます。
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洗浄後の水きりはエアブローは使わず自然乾燥を行います。各所に年式、再塗装、レース仕様のためのカスタム等々にまつわる塗装のよろしくない部分など、その他パーツ塗装の浮きやズレなどもない訳ではないですので普通の何気ないエアブローも塗装が割れたりいたしますので今回は行ないません。
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先出のように通常の粘土処理で抜けない鉄粉類は、そういうもの・・と判断してスルーしてポリッシュ作業と進むのが普通ですが、もう少し抜けるものを除去しようともう一度ここで粘土がけをいたしました(=全面ではなく、ボンネットとバンパーのみ)。
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2度目の粘土がけのあと。目的はあくまで刺さった鉄粉類の除去ですが、いっしょに表面にこびりついている汚れ類(=もし今回のご入庫前にワックスやコーティングなどもしてあればそれら・・)もご覧のように落ちてきますね。それだけ見えないですが透明感を落す汚れ類が付着していたということです。
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それでは再鉄粉外しも終え仕切り直しです。各すき間の処理を行なっていきます。ホワイトカラーですのでいろんな細部の水垢が良く目立ちますのでワンパネルごと、ワンパーツごとに進めます。 塗装やステッカー類の状態など既にいろいろありますので・・おっかなびっくりしながらの作業となっております。
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洗車時の先出の流れでくると・・、モールに見える白いのはコンパウンドのつもりでしたが塗料ですね。実はこれは無理と判断しスルーして作業は進めておりましたが・・”美観屋さん”としてはどうも気になるので出来る範囲処理することにしました。モールの硬化、割れなども既にありますがなるべく気にならないレベルにしてお引渡したいと思っています。
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ルーフ面のこのモールのうっすら白濁感も何とかしたいのですが・・いかんともしがたい状態でしたので触れませんがよろしくお願いいたします。
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写真はリヤガラスまわりのモールです。フロントガラスモールと同様に塗料の固着があります。外せる塗料を外しております。素材のゴム割れと隣り合わせですのでなるべく実施したくない作業ですので、ルーフパネルがかぶさる目立たない部分は手をつけず、わたくし自身としてそのままでは気がすまない部分を手をつけております。

ゴム材自体もハードな処理にさらす部分もあるわけですので、やはり保護コートなどでお手入れを検討しております。

その他ボディ側など、きわの水垢も除去してゆきますのでさらにスッキリ感はだせると思います。
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エンジンフード上面です。フィン部も比較的きれいな状態でしたね。もちろん我々の視点では汚れもありますから1コずつ、塗装と相談しながら進めております・・
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普通の車(=普通の車といっても911ターボですけども)のウイングがかわいくすらみえるこのウイングも”上”⇒”下”、”表”⇒”裏”とチェックいたしました。表面の状態が悪ければウイング外させていただき磨き入れていこうかとも考えておりましたが、比較的そういう作業をしたい面自体の状態が良いことと、それとは逆に取る付け部分やその他の塗装のきわなどはとても塗装劣化がみられること。双方の兼ね合いから今回、ウイングは装着状態で作業すすめてゆくことにいたしました。右の写真に代表されるように目立つ塗装割れ部などはタッチアップもしてゆこうと現在は考えながら作業進行させております。
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サイド面に回ってきまして・・。この辺はひっかかり部分が多いので水垢も溜まりがちなポイントですね。出来うる汚れは落していきます・・

”↓”したような雨どいの内側は塗装よろしくないので、のちに目立つものを中心にタッチアップしてゆくつもりです。
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通常のポルシェたる、そしてターボたるモッコリフェンダーが何かナローな気すらさせられる御気のこの膨らみ。実際に富士を走るゆえ必要なことなのでしょうが、ほぼ真正面に向きますので飛んでくるものも当たりますよね。フロントバンパー部分同様に1コ1コタッチアップというのもどうかと思いますが、やはり目立つところなどを中心に埋めていきましょうか?それともこれはこれでちゃんと走っているというかっこよさでもありますしこのままの方が語れるよ・・っと言うのであればそっとしておきましょうか・・。オーナー様的にはどんなお考えでしょうか?時間があればお教えいただければとは思っております。
早速ご連絡いただきましてありがとうございます。それでは『全てお任せで』っということで承知いたしました。御機と相談しながらすべき事は行なって、しない方が良いことは行なわず進めさせていただきます。仕上がりイメージはこう設定して進めます。基本的にはガレージで眠っていることが多いし、既に今もそうだが今後はまた”スゴイ”センチュさんなどと共に観賞用になっている時間も多いので基本全てツヤツヤにしておきたい。たまに出動することもあってその時はそういう走行をすることであるのでただの骨董として仕上げるのではなく、耐候性なども含め実用的に仕上げてゆく。こんなイメージです。よろしくお願いいたします。
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ダクトまわりも”→←”のラインまでは完璧きれいにできております。そこから先がかなりしなるので様子みながらの作業です。落せない汚れも少しあります。
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このゴムモールはのちほどプラスアルファのお手入れは考えておりますが・・、ここでお伝えしておきたいのはその下部の塗装面です。回り込みの”↑”まではきれいにしましたので横から眺めてもイヤな汚れ感はないと思います。もちろんのちの工程でコーティングで保護いたしますからね。
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あとはですね・・、ドア開けますとそれなりの油汚れがありますね。”初診”となります今回ですので、こういう油分がどこからくるのかは今時点確定はできませんが、今回はとにかくきれいに戻しておきますからご安心ください。それと右の写真の”○”したところ(=ドアとフェンダーパネルの間)はノータッチです。それ以外はきれいにしております。
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雨どいの表裏も抜かりないよう汚れ落ししていきます。

ちょうど同じ部分に写っていますのでお伝えしておきますと、同じ”塗装の割れ”でもレーシーな感じに見て取れる”割れ”と、ご覧のようなやはりきれいになっていた方が良いものとがありますよね。その辺も全てお任せいただきましたので先に申し上げたような仕上がりイメージからして・・タッチアップなどで補修させていただきますね。
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アルミホイールも洗車段階で落ちない汚れなどをクリーニング磨きです。じっくり座り込んで向き合いますと洗車段階では分からなかった水垢汚れなどもけっこうあることを知らされます。やはり適時お手入れするとサッパリ感が変るものです。ピースボルトまわりも洗車時点ではきれいと思いましたがこうして精検しますとけっこう汚れておりますしたね。その他フロント左側は目立ちませんがガリキズというより自然的な再塗装の割れのような感じのものが1コ(=目立ちませんし、その他ボディなどのことも考えてここだけ補修の必要はないと思います)、リヤ側左右には塗装の浮きのようなところが少しありました。割れてませんので今のところ美観的にも問題はないと思います。
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マフラーエンドは音(=ハンパじゃないです・・。当店立地は大通り沿いですので音に関してはまわりご近所などノープロブレムですが、この音はさすがに早朝、夜はまずいと感じるぐらいの音ですね。わたくしも20代のころ・・この音聞きたくて以前のですがFUJIやSUGOにスカイラインで行ったのを思い出します・・息子がもう少ししたら連れてまた行きたいものです)と共に主張しておりますのできれいにしたかったのですが・・、特に右側が全くきれいにできません。大体どんな汚れでも”秘密兵器”できれいにしてきたのですが・・。今後の宿題がひとつできてしまいました。とにかく今回はご勘弁くださいませ。
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そんなことでテールレンズまわりの固着していたコンパウンドもこの段階で落しました。

それとこの写真にも写っています、ボディ全体に貼られていますカッティングシートの一部、ほつれなども多少確認できるところがあり、美観的に判断してカット除去したところ2、3ヶ所、接着剤で貼りつけ直したところ1ヶ所ございます。
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ワンパネルごとチェック作業進めてきまして・・最後はフロントまわりです。フードまわりの水垢郡を処理して細部清掃終了です。
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各部の汚れ、ゴム類を除去しながら・・実は、ここから行なう機械処理作業への影響などのチェックを行なっていたのでした(=機械を使うということは熱・回転トルクがかかりますので作業してよい部分や緩める部分やしてはダメな部分の見極めといういうことです)。時は既に(=3/7)のお昼前後・・では開始いたします>>>

作業のマスキングは極力避けたいのが今回です。1パネルごとに完成させすぐ剥がす方式で進めます。粘着も弱くしてから貼り付けて・・
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こんな感じ1面ずつ・・。養生テープは粘着弱くしても2次災害が起きそうなところは養生はしないで作業をすすめていきます。
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各所同じような感じですので一部代表で写してみますとこんな具合です。もちろんきたいないわけではないですが、もっと透明感がでる要素があると・・この照明の”ボヤケ”が言っているわけです。もちろん、ご覧の部分はカッティングシート表面ですので素材を意識した研磨など基本的な部分も含めて作業は進行させますからご安心ください。
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ここもマッドシートが貼られておりますがそれなりに汚れも確認できますので処理してゆきます。 ウイング作動用のボルトホールは既にきれいになっております。
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ポルシェの最もたるアイデンティティのヘッドライトまわりも、このウイングなども、たとえ右側面の作業でもボディの表面自体は上を向いていたり、前を向いていたり、今度は下から見上げて作業となったり、・・いろいろと移動を求めてきます。
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各カッティングシート面も様子見の研磨(=第一処理)したような状態がこの写真。既に透明度も上がってきているのが分かりますでしょうか?素材も思っていたよりしっかりしておりますし、目に見えない段差やひっかかりもなく(=そうならないように下準備にそれなりについやしてきているのですが・・)、肝心の色抜けなどもないのでその他ホワイト部分の塗装面といっしょにきれいにしてゆけそうです・・

ここからもう少しキズも取り、艶も上げてゆきますからね・・
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磨けるところは全部診て行きます。ヘッドライトレンズなどからもすごいスピード走行をされていることが伺えますね。でも表面の汚れを磨いてあげますとツルッとしてきます・・そう、目薬うった感じでしょうか。
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見せ場の一つですね、このライン。さらに磨き上げてゆきますね・・お楽しみにどうぞ〜〜
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キズ、酸化物、いろんな粘着物などもあります。そんなものたちを外していってます。
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区切りで小休止の一コマ。打ち合わせルームから”手術室”を眺めます・・
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ボディ面の研磨処理が目処がつきましたら、ウインドガラス面もチェックして必要な作業をしてゆきます。ガラス表面の汚れ、ブツ、輪ジミなどを中心に、あとはこの写真でアップしたような、各きわの積もった汚れ・・何となく古くささを漂わせます(=この写真は汚れ落としたあとです)。そういうものをやはり隣り合わせのモールとの兼ね合いを見ながら作業してゆきます。このきわを必要以上の研磨で水漏れ等のことがあったりしますので様子見ながら進めていきます。
作業画像56 ⇒ 作業画像57
ここに代表される”Fuji”のおつりの補修も行ないます。その他ボディが整ってくればそれだけ余計に気になってきますのでスルーはできませんね。実は初め目立つところだけタッチアップ落すつもりでしたが、目立つところを白くすると、さっき目立たなかったところが目だって・・。それならこれも白くしないと・・っという感じで結局ボディ面全て基本的には行ないました(=フロントバンパーも)。
作業画像58 作業画像59
ドア部開けた時の上部(=今はタッチアップ後)などは現状の立て付けなどの問題でまたなるでしょうがとにかく処理いたしました。その他ナンバープレート、ウインドガラスきわ、モール部分などなど・・わたくしの判断で全体のバランス的にいろんなところをタッチアップしてあります。
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各所の下地処理(=今回はタッチアップ補修も含めて)をご覧のような流れで進めてまいりましたのが3/8いっぱい(=ご報告画像も気づけば60枚を超えてきましたね・・)。仕切りなおして今度は各部へのコーティングなり、保護処理となっていきます。既にオーナー様へ早くおみせしたい艶感になってきていますが・・、ここからさらにお化粧してトロトロなボディへ仕上げてゆきますのでお楽しみに。
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3/9は朝よりコーティング作業です。まずはとにかく「AKARI」コーティングをのせる、ボディの白い塗装面⇒アルミホイールの流れで加工いたしました。ヘッドライトやテールレンズなどももちろん同時に加工済みです、ご安心くださいませ。
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ウインドガラス、まわりのゴムモール共にコーティングしてございます(=ゴム材に関してはみなさまが行なえる一時的なギラギラ的なケミカルではないのでご安心くださいね。本格的なフッ素コートですから感触はサラッとしてますがしっとりしています。素材の栄養補給・保護共にとても良いものです。)。こういう部分が整ってきますとボディのトロトロ感もさらに引き立ってきますから面積は少ないながらとても重要な作業でございます。

ウインド表面に関しましては先だって施工させていただいた御機RCZと同じに「40Km/h撥水」仕様で仕上げてございます。
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フロントもサイドまわりもゴム材がございますのでしっかりコーティングしていきます。何となく使用感が漂いながらも何となくそのままお手入れもせざに月日だけは経過してゆく・・そんな感じが普通の皆さまではないでしょうか。いつも機会あるごとに申し上げおりますことの一つに、黒いところは黒く、白いところは白く、ということがあります。当たり前のことですがなかなかそうされている車両にはお目にかかれません。足代わりの車両では実際そこまでトータルで維持するのも難しいことですので、割り切ってスルーせざる負えない部分でもあります。ですが完全に趣味車として維持管理できるお車の場合であるならば、しっかりこういう細部まで仕上げておきたいところです。ガレージ保管ができるということでそういうお手入れした状態も長く楽しめますので絶対そうした方が良いと思います。
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サイド部分のこのライン、フロントバンパー部分にも太目のゴム材がございますのでもちろん手を入れました。コーティングして保湿、艶とともにアップしております。

各所あるカッティングシート表面も、もちろん「AKARI」コーティングが定着できるようにしております。どうぞ合わせてご安心ください。

こんな具合に外装のコーティング加工を進めさせていただきました。各部のコーティングが入りまして外回りの施工は終了となりました(=時は・・3/9の夕方)。残すは、前後フード内のお手入れ、車内スペースを整えていきます。3/11には全ての作業が終了となる予定です。
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それでは外装加工を終えまして、ここからエンジンルーム内、フロントフード内、車内の作業となりますのでよろしくお願いいたします(=時は3/10というか、11というか・・そんな時間です。没頭できます)。まずはリヤスペースからとなりました。エンジン自体はレーシングカーのものをデ・チューンしたものであるそうですからまわりの補機類なども補強されたり、相応に強化されているのでしょうね・・。エンジンがいざ掛かれば空冷サウンドを楽しむというレベルは既に超越してしまっておりますが、こうして眠っている間は普通のお車と変らず”触っても”大丈夫です。かわいいですよ。 麻酔が効いている間の猛獣みたい・・

整備面からも適時開けられている空間でもあるでしょうし、パーツ類でしょうから汚い感じは作業前からありませんでした。あとはもっとしっとり、ホコリっぽいものはなくし、ゴム類などに保湿してゆくようなイメージでお手入れしてみました。まわりの塗装面はもちろんコーティングで艶やかにしております。
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それでは全体お手入れしたところです。外観ばっちり決まったポルシェで、肝心のエンジンまわりが汚れているのもさびしいですからね・・。これで気分もさらに上がってドライブできと思いますよ〜〜
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フロント側にまわりまして・・、ここはコーティングです。汚れの固着度合が全然変ります。
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車体側にいくと・・、このマット類はとにかく一度サッパリさせたいところですね。おそらくオーナー様も同感かと思いますので洗って整えさせていただきます。

作業前はカサカサで汚れ感は否めませんが、作業後は外装同様にやはりしっとりふかふかな感じにはなっております。
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ですのでタワーバーは脱着させていただくことにしました。
作業画像74
外せばゴミなどもありますのでバキュームして、普段隠れているこのような部分もお掃除いたしました(=元々そんな汚れてもいませんでしたが・・)。配線や付随するクリップや粘着物など、素材面等々のこともありましてバキュームもお手入れ作業も軽く行った程度ですのでよろしくお願いいたします。

隣の写真の”○”した黒いパーツカバーもでてきまして、おそらくバッテリー端子カバーなんでしょう。お引渡し時に手渡しさせていただきます。
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次はガチガチなコクピット室。ついでですので付け加え申し上げておきますと・・、タッチアップは外装だけでなく今回ステップまわりなども含め行なわせていただくようでした。

車内作業におきましては、普段ついてないものがいろいろあったりする車両ですので作業性が良くないですね。まぁ、そういう面を優先して作られているわけではないので当然でしょうが面積の割りに時間がかかりました。
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各所出した方が良いお荷物などは出して、配線・部品類など、足元にもいろいろありますのでそういうものはそのままで作業です。バキュームなどもフロントフード内部と同じで、様子を見ながらの作業です。素材のこともありますからガンガンと押し当てられないなどの面もありました。

この写真などはバキューム処理後の各部クリーナーで汚れ度合を見たり、溶かしたりしているところです。落ちる汚れ、とても歯が立たない汚れなどいろいろありました。ですが全体的に感じるカサカサ感とべたつき感などをできるだけ改善するようなイメージで進めました。リヤスペースもゲージで囲われておりますので深追いしない(=出来ない)部分もありますことなどはご了承くださいませ。
作業画像79
このパーツは一度緩めて作業後再セットさせていただいております。位置ずれなども少しあるかもしれません。ご確認いただければと思います。
作業画像80
ガラス面も外側ガラス面同様に下地処理してコーティングしてございます。汚れはけっこう経年的にも固着したものが沢山ありましたね。ガラスきわは外側面と同じく無理にグイグイこすらない方が良いタイプですので様子みながらか各面作業を行いました。
作業画像81 作業画像82
そんなことで車内のゲージ内で無理な体勢で”楽しませて”いただきました。そうこうしている内にカーペット類も天日で乾燥しておりましたので再セットさせていただきました。バーも問題なく再装着できておりますからご安心くださいませ。
それでは仕上がりです!以上のような作業フローにて進めてまいりました。ちょっとした移動すら手こずるし、一連作業には気を使う必要がある”レーシングカー”でしたが、その分わたくしとしてもうる事も多く、またまた忘れられない一台が増えました。今後ともポルシェらしく走って、そしてきれいにもして維持していただければうれしいものです。お預かりも長くなりましたがご理解ご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
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