ちょうど2年前ですね、やはり5月に新車の初期施工をさせていただきましたジル520です。今回は2年ぶりの施工後のアフターメンテナンスです。この度もご利用をありがとうございました。
写真はルーフのソーラーの近辺を取っております。この汚れの感じが気になりました。色ですね。
茶色っぽいのが油性質の汚れなんです。わたしの過去何百台施工してきた経験では、これは保管環境が油性汚れをもろに受ける場所か、2年前の施工後にご自分なり、お任せの洗車ショップさんが洗車のお手入れで油性質の撥水シャンプー類をお使いになっている、そのケースが多いです。
まして新車ですから、汚れは付着するのはしても、もっと白っぽい汚れ方が一般的です。
ボディを油性質にしておくと、屋外での汚れの原因である油性汚れと共鳴して雨水や洗車の水で落としにくくなるわけです。ですからボディは水性質にしておくのがベターです。油性のシリコーン系のコーティングはダメです。
もちろん油性汚れを落とす強めのシャンプーなどで汚れ除去はできますが、強めのシャンプーを使えばその汚れの下にある施工しているガラスコーティングも傷めるわけです。
そういう意味で、できれば中性、弱アルカリ性、弱酸性のシャンプーやケミカルで日常お手入れはやりたいところです。そのレベルで落とせる汚れ方にしておくか、お手入れ頻度を上げて対応するかのどっちかです。
難しいかもしれません。必要であればご説明させていただきますので、お申しつけくださいませ。
汚れ除去後はベースがバリバリの新車ですから艶々が戻ります。ルーフとフロントまわりだけでもきれいさキープできればパッと見の印象はだいぶ違うでしょうから、割りきってその面だけ正しくお手入れしてみるというのもありかとは思います。
ボディ面へのコーティングは2年前と同じで「スタンダード コース」です。
今回もオプションメニューのキャビン面のウインドガラス(運転席、助手席、ミラーも)のコーティング、アルミホイールのコーティングもさせていただきました。
巨体ですので、視線は上に行きがちではありますが、きれいの演出には足元もかなり重要であります。コーティングしておくことで汚れの固着度合がかなり減ります。
各部のコーティング施工後は、その他の仕上げ用作業を行い完成とさせていただいております。リピータ割引10%は配慮させていただいております。この度もご利用いただきありがとうございました。