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Volkswagen JETTA
フォルクスワーゲンジェッタ 車磨き<=「上」コース>とガラスコーティング/造船作業所?からの塗装ミストの除去/リヤバンパー部の樹脂モールの仕上げ/ドアカップ部分キズ保護フィルムの除去
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東京都青梅市内よりこのたびはありがとうございます。日取りなどはご協力いただき感謝申し上げます。作業におきましては上記メニューをメインにして、あとは状態にもよりますがキズやウォータースポットなども意識して作業を進めさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。

<2015/05/24お持込、翌週末のお引渡しを目指して進めます>
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今回当店で初めてのご入庫、お取引となりますのでいろいろとお打ち合わせ時にはご協力、ご理解ありがとうございました。また、ご搬入時のボディチェックにもお付き合いいただきありがとうございます。

作業はまずは各部(
=細部、ボディ表面)のチェック兼ねての洗浄となります。総じて大事に手をかけているのが分かりました。タイヤアーチ内部もきれいでしたし、アルミにもダストの固着はないですし、”↓”のリム内の手が入る範囲はご自身でも手をつけているのですね(=こういう感覚を既にお持ちとはきれい好きと分かります)。我々はその奥まで洗うのですが、それにしてもすばらしいです。
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各ドアまわり、ボディの凹凸などもきれいにしていますね。天日保管よりは当然ながら、”2台体制”、かつカーポートあり、これはやはりアドバンテージでしょうね。 マフラーもいいのが入っていますし・・やはり磨いているのですか?きれいでした
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ですが洗って拭きあげてみますとこういう深いキズが既に散見されます。写真左はルーフ中央、写真右はボンネットの右側です。ネコ?ですかね・・。ご承知かとは思いますがこういうのは洗車キズとは言いません。もしも処理がご希望である場合は、当店で申しますと「深いシミ・キズ消し」メニューで対応する別作業となります。
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今回メインテーマであります、出張先からの”もらい物”の除去作業についてです。塗装ミスト系、鉄粉系において通常の仕上がり水準(=常識的に除去できるものは除去しつつ、量や固着度合で塗装面から除去しずらいものは取れないとするという意味です)であれば当店も粘土を併用して水を潤滑剤にしながら処理をします。しかし、それでは本来除去できるはずのものも除去できないのが現実なんですね。それは施工側のリスクを下げるために水を流しながら行なっているからです。

今回はオーナー様の熱心さゆえ、少なからずともそういう作業よりはハイレベルな除去をしてあげたいと思っていますので、水を拭ききってから除去してゆく”ドライ処理を行ないました。もちろん何百、何千とある0.1ミリレベルのブツですからね・・それが1つぶ残らず取れているか・・となるとわたくしも機械ではないので自信は正直ありませんが、そういう一般的な方法よりは確実に良い出来とはしました。

写真にあるような未塗装部分(
=ピラー部分、ドアミラー付け根の部分など)も過去の作業店では「取れません!」と一言で終わりでしたでしょうが、除去していますのでご安心ください。
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このフィルム剥がしはちょっと”はまり”でした。除去して、その作業した表面をきれいに戻すのはけっこう大変だということです。写真左は作業中。右は作業終了処理ごです。

オーナー様にどうこう申すつもりはありません。ですが過去を振り返ってもなぜかお打ち合わせのタイミングというか流れでなんでしょうね・・、こういうシール剥がし、ステッカー剥がし系のご希望ご依頼は、とかく後まわしにされがち。最後の最後で思いついたように、あるいは作業内容なども確定した後日とか作業進行中に改めて「そういえば・・」的にご希望をお伝えしてこられるケースが多いのはなぜでしょうかね。みなさんだいたいこういう感じが多いです。

そんな時の場の流れにわたしもつい負けてしまうタイプなのでサービスでやりましょう・・みたいな感じになることが多いです。みなさまにも悪気もないでしょうから今ここでどうこう言うつもりはないですし、オーナー様にも大変だったから追加料金下さいと申すつもりもないですのでご安心を。

まぁ愚痴はさておき・・、作業ですが糊あとの残りがはがれないんですよね、今回。場所が場所でドアノブがあるので機械を使ってのポリッシュ掛けもできにくので手作業でへましてキズつければそのまま・・そんな案外手を焼く作業、状態、部位でした。

この強固なフィルム糊あとをきれいに剥ぐのが目的ですが、常識的に塗装を傷めない範囲での作業をしないといけませんから、このDIYフィルムの枠の線スジ跡がほんの少し残ってしまいました。もちろんきれいにはなっています。一般的な御方には全く問題ないでしょう。ですが、いろいろと気になって仕方ないタイプの人にはこれすら気になるかもしれません・・まぁこれ以上どうしようもないのですがね。
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ここからボディの研磨作業となります。当店ではその作業を含めて下地処理という風に言っています。作業前は大体ご覧のような感じの塗装面ですね。今回オーナー氏には「上」コースをご選択としていただいております。こういうのはいわゆる洗車キズという風に当店では判断しますので処理作業していきます。要するに除去する処理をしてゆくということでございます。とはいえ普通のレベルで見ればとてもきれいなボディでした。ただハイレベルな視点で診ればこういうのが乱反射の原因であるのは間違いなく、艶感(=深みのある艶)を下げますのでないほうが良いですよね。

もうひとつ課題となっているのがウォータースポットのことでした。ウォータースポットもその判断、範囲に決まりがあるわけではないですよね。日本では和製英語も乱舞しますのでイオンデポジットとか言われたりもします。今回の作業として追いかけるのは塗装面にへばりついている”輪ジミ”は除去してゆきます。カルキやカルシム成分による強固に固着する輪ジミのことです。

酸とレンズ作用によって起こる陥没シミ(
=クリア塗装を犯しているタイプのもの)は今回作業外として進めましたのでよろしくお願いいたします。
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塗装検査で今回思うことがありましたのでお伝えしておきます。良い悪いということではないのですが、塗装の厚さが同じパネル内でもけっこうばらつきがありました。オリジナル(=メーカー出荷時の)塗装では考えられないので、ご所有してからの過去の何か作業等でこういう風になっているのかもしれません。

申し上げたようにだからといって艶ムラがあるとか、今後悪いことがあるとか・・そういう意味ではないですのでご安心ください。ただ結果がそうであったということです。
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作業進行中のショットです。ルーフ、トランクはやはり一番輪ジミ、陥没シミともにありましたね。洗車キズレベルまでですと研磨のリスクもほぼなしですが、陥没シミは今回スルーとは申していますが、オーナー様とのお打ち合わせでも約束してますのでルーフやトランクは多少その陥没シミも意識して作業は行いました(=他パネルより粗いレベルから研磨入れいているということです)。

具体的にはその陥没シミの輪っかの輪郭を少し削り、にごしてあげるという感じです。完成後の見た目はあまり変わらないかもしれませんがわずかでもそいうい処理をすることで感触は確実に良くなります。よってミクロレベルでは平滑性が上がる(=デコボコが減る)ので汚れもつきづらくなります。
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こちらはサイド面です。写真は作業中ですので以下コメントとは連動して気にしないようにお願いします。

申し上げたいのは、全体そうだと申しましたが、サイド面もいやぁ〜各パネルともきれいに維持していますね。ジェッタの塗装はさほど硬くないのですが、それでもこれだけ線キズも入れずにドアエッジなども当てたりせずにキープしてますのは良いと思いましたね。もちろんエクボなどもないですしね。右の写真などのように前後、左右面ともまき返す下まで作業は行うのですが、すばらしい状態を維持しておりました。



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とはいえ修正することも当然あります。左写真の”↓”などはご自身で行なっていらっしゃるDIYコーティングの拭きムラです。目立たない部分にいくつかありました(=もちろん今回処理してます)。DIYコーティングに関してはいくつかご質問のお返事したとおりです。プロ仕様とかプロも愛用という文句文言は当たり前ですが根拠はありません。お見せいただいたように成分の一部を見ればわかりますが、石油系溶剤の量が我々のものより明らかに多く(=要はコストのために薄めている)、一時的な艶や水弾きは”水と油の関係が成り立ちますのでむしろ我々のものよりすばらしかったりするわけです(=一時的にはですよ・・)。

それを小まめに繰り返せる人はその繰り返しすることでDIYコーティングもお手入れの方法で良いのかもしれません。良いというのはボディに良いということではなく、作業すること自体を楽しめるということです。当然ながらよろしくない成分が我々仕様より多く入っているわけですから、塗ったぶんだけそのコート皮膜は酸化度合を増させていますし、輪ジミ、レンズ陥没作用なども助長する度合は高まるかもしれません。

ご自身でやれば作業代は”タダ”ですので本来の意味でボディ保護や良いコート皮膜などを期待せず、”水と油”で水弾きは良い状態にすることができるので洗車の拭き上げなどは簡単になりますよね。実施する価値はそこにあるでしょう。そんな目的であれば良いとは思います。


右写真はリヤバンパー内のモールです。お伝えのように今回も何パターンかで劣化再生を試みましたが・・、結果いまいちでした。もう少し固着している酸化皮膜が楽に除去できるかと思っていたのですが、想定外に強固でしたので結果イマイチな仕上がりとなりました。ひとつやりたい方法があるのですが、素材を傷めるリスクがありますので今回は実施しておりません。
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写真は各部の下地処理を終えてコーティングの準備をしているところです。作業粉の除去、脱脂処理などです。

 この洗浄の前段階で行なっている研磨工程で使うコンパウンドもノンシリコン、ノンコンパウンドとうたわれておりますし、それをいちいち疑っているのも何ですが油は入っています。だからこういう風に水を弾いているわけです。オーナー様もDIYにていろいろと施工する人のようですので今後の参考にお知らせしておきます。

そういえばオーナー様だけでなく、当店ご利用いただける各オーナー様との会話の中で良く皆様おっしゃられることがあるのですが、私とのいろいろな話しの流れの中でご自身が普段メンテナンス用にご利用などされているケミカル製品の話しになり・・、そのご所有の製品のことを「これはノーワックスです」、「ノーコンパウンド」なんですとかおっしゃられることがありますが、それはそうではないという可能性が高いということです。ノーワックスと表示されている製品にもワックスが、ノーコンパウンドと表示されている製品にもコンパウンドが入っていると思っていたほうが間違いないです。これ以上深い話しはここではまずいので割愛です、ご勘弁を。 
リピーター様(=会員様)には個別にいろいろと・・

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右写真はエンジンルーム内です。ご承知かと思いますが、エンジンルーム内の”↓”部分の材が多少剥がれてきています。

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コーティング後のボディ面です。取れない深いキズ・陥没シミも各所にありましたが大方こんな感じでご満足いただける表面にはできたと思っています。塗装内のメタリックの輝きがより感じられるのをご体感いただけるかと思います。DIY施工で油で艶やかな表面にして満足されていたかもしれませんが、それは本質的には偽りです。塗装面を偽りないポリッシュ処理で塗装本来の輝きで艶やかにする。スッピンのきれいさ。これを感じていただければ施工人としてはうれしいです。

コーティング(=お化粧)で塗ってきれいに見せる(=よろしくないものを隠す)のではなく、ポリッシュ処理で本来のきれいをひきだし、それを維持しようとするためのコーティングです!
この違いが納得していただければうれしいものです。

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ピラー部分の未塗装部分、リヤバンパーの樹脂部分はコーティング加工まで行っております。それ以外の塗装面以外は基本クリーニング調整までとしております。よろしくお願いいたします。

その他お引渡し作業をいくつか実施しお返しさせていただきました。とても6年経過しているとは思えません。所々タッチアップなどもしっかり行なっておりますし、ほんと気持ちの入ったお車でした。そういう意味で良いお車にたずさわれて幸せに思います。ありがとうございました。
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