S.FACTORY
| ホーム | 更新情報・お知らせ | サービスメニュー・料金表 | 完成車紹介 | 会社案内 | お問合せ | FAQ

VANTECH ZiL520
バンテックジル520 キャブコン磨きとガラスコーティング<=AKARI 1.3>/その他各部表面もいろいろな意味でいろんな兼合もあるのですが・・可能な範囲手を加えてゆく予定でございます。
作業画像1
大阪府よりはるばるお越しいただき、誠にありがとうございます。諸々と付随することなども大変だったかとは存じますが、そんな中でも当店をご指名いただいたことにまずは感謝申し上げます。それと同時になんとかお喜びいただける状態に再生せねば・・というプレッシャーと、その後のフォローをどうするのか?という新しい検討課題もお持込いただき!来月7月はいつにも増して張り合いのある日々が送れそうです。ありがとうございます!

まぁ・・、わたくしもそれなりの経験と提供する術(=すべ)を持っているからお引き受けしているのではございますが、自然とプレッシャーを感じるぐらい、残念ながら御車両の現状は劣化度合が進んでしまっているということ・・このことをしっかりとまずはオーナー様自身が受け止めておいてください。良くわたしは皆さまが分かりやすいように、たとえ話しを交えるのですが・・、今回の案件の場合に思いつくたとえは、こうです。

20歳(=新車)の子にお化粧するのと、○○歳のおば○○に何とかいろいろと細工をしてお化粧する・・その違い、効果、持続力などなど・・と思っていただければ。いきなり厳しいことのようですが、それが現実です。既に当店発信の各々記事も目を通してくださっていらっしゃるとは思うのですが、それらが真実ですし・・現実のことです。それらをないがしろにせず、目を背けずにまずはご自身のご愛車と照らし合わせて向き合うこと、そしてそれをしっかりと受け入れること・・これがまずは大事です。それができたら数々ある難題、それらをどうしてゆくのか・・その一つが当店のご選択であるはずですので初回のリセット再生作業はまずはわたくしもがんばります。ですが今申し上げたように難題は今後数々あるでしょう。あとはケース・バイ・ケース。ご自分の満足から逆算して何をどう解消してゆくか??ならばどういうことをすれば良いのか??などなど・・結局はそうやっていろんなことを利用しながらいろんなことをクリアしてゆかなければなりません。それはこの大きな車体ですし、いろんな社会生活がある中でクリアしてゆくのは大変でもあるのですが、それが楽しく”きれいカーライフ”をお送りいただく近道です。 
いきなりちょっとレベルの高い話ししちゃいましたが・・少しでも納得できますでしょうか・・

同じ施工方法、同じ液剤等々を同じわたくしが同じ気持ちを入れて施工しましても・・被体となる各表面の種類によってその効果は違ってきますし、仮に同じ種類でもその素材の状態は個々で違い、その個々の素材の状態に我々の施工する研磨処理の効果や仕上げとして行なわせていただくコーティングという皮膜そのものも影響をとても受けることなど・・も合わせて受け入れておいていただきたいと思うわけです。

とにかく御機とオーナー様ご一家の思い描く仕上がり感にとって良いであろうという方向においては、できることは行なってまいりたいと思います。ですが、素材のこと、できないこと、手をつけたいけどしない方が後々お車には良いだろうということなどなど・・そんなことは冷静に向きあいたいと考えております。こんな気持ち、作業方針にて今回”立ち向かって”いきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

<2014/06/28お持込、7/19のお引渡しのお約束となりました>
<本作業をご依頼くださっている大阪のM様 並びに他の御方々様へ>

本ご報告記事におきましては、最近リアルタイム性がなくなりつつありますところを改善しながら進めてゆきます。そのため公開する画像と文書とのバランスが過去公開してきたすべての記事ファイルと異なることをご了承ください。

具体的には、現状を改善するためには画像量を減らさせていただくということです。画像優先ではなく文書、そしてリアルタイム性を優先するということでございます。なにとぞご容赦たまわりますよう、お願い申し上げます。
作業画像2 ではご報告でございます。

ご搬入日(=6/28)はここ青梅もあいにくの雨でした。お打ち合わせにおいては、ボディ状態把握や施工における打ち合わせはご愛車をながめながら精査することが理想です。が、できにくい状況でしたので、大方の状態を想定の元、オーナー様ご夫婦のご希望や仕上がりイメージ、保管環境や今後のことなどなど・・、お聞きすることを今回第一に行なわせていただきました。あとはわたしの説明などを交えまして進めさせていただいた次第です。

そんなわけですので、現状態がどんな感じであるかはまずは洗車し、拭きあげを行いまして、実際に手をつけさせていただいた段階で把握することになりました。7/5午後に作業いたしました。

足元から洗浄しましたが、アルミホイール、タイヤ・・たくさん汚れがでましたね。キャンピングカーのオーナー諸氏にありがちな定番事のひとつなのですが、とにかく大きくて最も特徴的なシェルを中心としたボディのことがまず頭からはなれず、タイヤやアルミまわりの”きれい”に無頓着。ありがちなたとえですが、かっこよく決まった洋服をまとっても、くつが汚れていれば・・ということそのものです。

タイヤまわりとボディとの面積差は、確かに上の写真でも分かるように9(=ボディ面)対1(=タイヤまわり)かもしれません。でもトータルで”きれい”を感じる(=演出)する度合は、7(=ボディ面)対3(=タイヤまわり)ぐらいの割合で、このタイヤまわりの割合が増えるとわたしは思います。タイヤまわりがきれいかそうでないかは大事なのです。過去何百回か・・言い続けていることですが、なかなかキャンピングカーオーナー様方には伝わらないです。でもいいのです・・言い続けていきます。

たしかに油汚れが多くなる部分ですから、通常の水洗いでは落ちにくいこともありますし、ボディに良いとわたくしも言い続けている中性シャンプーではなかなか落ちない油汚れであるので・・お掃除がおっくうにもなるでしょうが、良いシャンプーもありますので、今後もしも意識してゆきたい場合などにはお気軽にお尋ねください。

あとはベース車両のキャビンドアのすき間まわりを洗浄してボディ表面の作業へとすすめました。ルーフてっぺんはとにかくしかたないですが、艶ひけが進んでいる現状確認いたしました。これをとにかく艶のある状態に戻すことがまず命題でしょう。次の下地処理工程で対処しますが、根本的な理由は既にご承知いただいているかとは存じますが、素材によることですので致しかたありません。御機だけのことではないです。特にここ最近はキャンピングカー業界でも外装のことが気にされだし、業界全体としても車両作成段階から自動車のように塗装をするとか、ゲルコートの耐候性を改善するとかの改善がされ始めてきましたね。ですがそれ以前のモデルとなると、作る側もどうしても外装に関して意識は少ないことは容易に想像され、まんま”ボート”状態であったりします。一概に同じゲルコートでも成分構成によって、いろいろな品質になることなども理解しておくことが今後に役に立つと思います。

ルーフにあるステンレスバーなどボディの酸化状態にくらべてきれいでした。通常はもっとガビガビであったりするのですが、これなどから判断できるのは日頃オーナー様ご自身でルーフからボディ全体を手にかけていらっしゃるというお言葉も本当な証拠です。もちろん皆さまが行なえるお手入れはやるべきですが、やればそれだけよろしくないことをされていることもとても多く、お手入れ方法以前にご使用のケミカル類がやればやるだけ酸化劣化を進めている、変色やシミを手助けしている仕様のものも多く、ですがそれらを選択するしかない現実もあるので、そんなところが当店にご縁があったわけでまずは正しいことを知れる、そしてご希望があればそんな正しいケミカルなどを使えるというメリットがございます。この時点で実はボディの状態はかなりくたびれていることを確認しております杉浦ですので、通常はいきなりお手入れグッズは渡さない方針の当店ですが、今回はそんなボディ状態、またお越しのご住所などの理由もあって、完成車のお引渡し時にいくつかお手入れケミカルグッズなどを準備することにいたしました。

その他前面(=ベース車キャビン部分)、リヤ面(=キャンピングシェル部分のうしろ面)などは日常的な汚れやバーコードの付着ですね。年式などのわりにはこんな日常的な汚れやバーコードのボディ面へのしみこみ度合が少なかったことを感じました。これは先に触れましたようにオーナー様の日頃の成果でしょうね。現状のボディ自体の本質は替えられませんが、今回の施工とお持ち帰りいただくケミカルなどをうまくご利用いただければもっと楽にお手入れできる可能性がありますのでこの辺は楽しみにしておいていただければと思います。

左右サイド面におきましては、洗浄作業した今の方が、黄変(=ボディ表面の黄ばみ感のこと)の度合がご搬入時点の印象よりも強い、深いと感じております。ルーフ面などにも散見されるわけですが、ボディ表面の汚れ、劣化して定着してしまっている酸化層などは剥ぎ取りましてクリーニングします。それが磨きとか下地処理の意味になります。この黄変やゲルコートブリスター(=表面が気泡みたくなっている症状)はそのボディ表面の中で発生している、もしくはボディ内部への進行度合が深いことも多く、表面作業では現実的に再生しかねることも多いことなどもこの時点でお伝えしておきます。簡単に区別するなら・・、お打ち合わせ時に触れましたが自動車塗装をすることが前提であればどんどん削っていっても基本問題にはなりません。なぜなら削りきってもあとで塗装すれば良いということなのですが、研磨や磨き、下地処理という範囲では塗装を塗ることは除外されるわけです。ですから素材そのもののとの兼合いが多いに関係してくる作業方法なわけです。健全な、もしくは健全とはいいにくい表面質であったとしてもせっかく残っている表面質はできるだけ余力としてとっておかねば後々いけないという兼合いです。

以上表面検査を兼ねた洗浄工程でのご報告です。ひとつ言い忘れてましたがフロント面においてはヘッドライトレンズがとてもくすんでいて経年感をかもしていました。ご搬入時が雨でしたが真っ先に気が付いた点でした。これももちろん可能な範囲再生予定です。
作業画像3 作業画像4
まだお知らせありました。洗浄工程においてはいわゆるシャンプーで落ちる汚れ類を落し、その次に水研ぎを入れていきました。特にルーフまわりなどは日頃の汚れをかぶりやすく、そして固着する度合が大きいのでそんな作業は必須でした。これを行なうことで表面のツルツル感が全然変わってきます。それはオーナー氏がお返し後の洗車などをした場合に体感していただけることでありますのでとても大事。またこんな作業をしませんと目には見えない溜まっている酸化類が残ってしまうので、最終的に行なうコーティングの効果はもちろん、この洗車工程の次に行う磨きの効果も差がでてきたりします。

そのこととは別のことですが、右写真の黒いものがルーフには散見されましたね。大きなものから小さなものまであったので、タールピッチ類の要らないものかと判断しまして、はがして良さそうなものは剥がしていますが、この写真のものはゲルコート面の割れ?部分にしっかりはまっていましたので、ここはそのままにしました。もしかしたら補修材なのか?それともたまたまそこに付着したのか?とも思いましたが、その他の付着していたものは剥がした部分は普通な正常なボディ面でしたから・・ちょっと良くわからない部分です。

そんなこんなでいわゆる”洗車”工程で初日は終わりです。
作業画像5 作業画像6
2日目は各面の下地処理(=磨き)を行なっていきます。作業は洗浄作業の翌日(=7/6)に。とにかく酸化状態のルーフから開始いたしました。表面は当然ポリッシュ機械などを使って表面の汚れ(=酸化状の表面)をはがしてゆくイメージです。ルーフうしろ半分は写真のような凹凸表面は手処理も交えて溜まった水垢などを落としていきました。

ボディ表面以外に関しては、ベントカバー類2コ、ソーラーパネルなども今回のお引き受け内容としては・・、気にしないわけではありませんが、元々の状態などもおくみいただき、そんなにピカピカにはできておりませんのであまり期待しないでおいていただきたいです。右写真のように雨どいまわり、バンク先端(=グリーンのハチマキ)まわりまで処理いたしました。雨どいとなっているゴムモールなどは状態などできれいにできるレベルではないですので合わせてよろしくご理解くださいませ。

こうしてご報告記事にするとあっという間ですが、本日はこのルーフまわりの下地処理だけで時間も体力も使いきりまして・・終わりです。
作業画像7 作業画像8
作業は3日目(=7/7)にきています。昨日のルーフまわりの下地処理工程をひとまず区切りつけ、本日は写真のようなベース車両部分(=左右、正面)の下地処理と、キャンピングシェルのリヤ面の下地処理を行ないました。バンクの裏というか、下というか・・そんな部分のブツ固着などももちろんチェック処理はしております。

このベース車のフロントまわりにおいてはキャンピングシェル部分と決定的に違うことがあります。もうオーナー様におかれましても把握できておりますか?そうです・・、トラックというレベルのものではありますが、ウレタン塗装がされているということですね。乗用車レベルではない(=ベースカラーのホワイト以外のクリア塗装はないという意味)のですが塗装がされているというアドバンテージが、キャンピングシェル部分の”FRP+ゲルコート”よりもあるわけです。 
いつもゲルコートとFRPにおいては、クギを指すようなことを申してばかり・・ほんと申し訳ないのですが、まずは当店初心者の御方様ですので、現実をまずしっかりご理解いただくという意味で、わたくしも本意ではないですが活字にしております。そんな心境をどうぞお察しいただけますとありがたいです・・

話しをこの塗装されているキャビン部分のボディ表面に戻しますが、表面の酸化状態が進んでいてもポリッシュ作業でそんな劣化した層を剥離してあげますと健全な層を(
=新品ほどのハリやキメはありませんが・・)もう一度味わうことが比較的容易です。ここが塗装面とゲルコート面との決定的な違いですね。

ワイパーまわりやその他諸々と・・、細部の水垢などをきれいにしてあげてサッパリ感を作っております。ご来店時をお楽しみに!

ヘッドライトレンズも黄ばみと共に透明度が減っていましたね。わかりずらいかもしれませんが左写真が作業前。右がポリッシュ処理後。レンズの内側の経年劣化もありますから新品に・・というわけにはいきませんがけっこう改善しております。もちろんコーティングまで行いました。

ですが日々陽射しを浴びている保管環境では数ヶ月で徐々に再劣化が始まってきますので実際には一度きれいに再生しても定期的なお手入れが必要となります。ヘッドライトもボディもいっしょのことです。いっそそういうのが面倒だとかの場合には、やはりボディ同様に再クリアを塗装するとかの方法もない訳ではありませんが、いくつかリスクがあったり、費用のことなどあったりしますので現状では今回の作業方法がオーナー様含め、一般的なご希望には妥当だと思っております。お返し後のお手入れなどはできるだけアドバイスさせてはいただきます。

それと個人的にフロント正面で気になっているのがバンパーの飛び石割れ。東西南北走ってナンボのキャンカーですからそれはそれで名誉の勲章なんですが”きれいカーライフ”を意識するとこのままスルーする気にはなれないので、既にサビッぽいところもありますし、タッチアップしておきますね。 
使用するのは汎用ホワイトカラーということはご了承ください
作業画像9
お知らせのとおりにリヤ面も下地処理作業を進めさせていただきました。グリーンのリヤスポの白濁再生、シェルボディ面の白濁再生、ラダーの汚れ落し(=ルーフ手すりよりは汚れてましたね)、サイクルキャリアも軽くお掃除、ナンバーまわり含めて下部の汚れの堆積感をリフレッシュさせました。モールなどのしみ込んだカビ汚れは無理に作業できない状態などはやはりご了承ください。それでもボディのリフレッシュ度でそんなモールなどの黒カビ汚れは気にならないと思います。なんかいつも自信ありげな・・なさげなコメントの当店ですが、個々価値観が違いますからね・・きれいになった・ならないの基準がないに等しいですのでこんなコメントになってしまうこと、ご理解くださいませ。
作業画像10
ルーフまわり(=既に下地作業をさせていただいた部分)のベースコーティング加工まで本日行いました。当店サイト内の記事やコンテンツなどでも聞きなれない単語がこの”ベースコーティング”です。趣旨は、最終的に行なうコーティング(=今回は「AKARI コーティング」)をできるだけ効果的にしたいということです。もう少し具体的に申せば、吸い込み防止のイメージでいてください。実際苦肉の策です。なぜなら本来はこの吸い込み防止に最も効果的であり、本来それが当たり前の作業であるのが自動車としての塗装なのですからね。それがないキャンピングカーにコーティングを定着させようとしているわけですので苦肉の策と言わざる負えないのです。

本来(
=塗装がされているならという意味です)はこんなベースコートせずとも「AKARI」コーティングは皮膜感、艶感、水切れなどをご提供できる良質なものですが、こういうベースコートを少なくともしないとならないとわけです。お返し後のあとあとのことはどの程度の効果があるのか分かりませんが、とにかく今回まずオーナー様のご要望でありましょう、リセット作業は整いつつあります。

このベースコートまでの時点でも良い表面になってきています。このあと後日、トップコートという形になりますが、「AKARI」コーティングで仕上げとなります。これまで眺めても、触っても、洗車しても・・楽しくなかったでしょうご愛車の表面が劇的にツルツルになっています、別次元ですのでひとまず楽しみにしていてください。
作業画像11 作業画像12
4日目(=7/11)のご報告です。前回のつづきの下地処理を行なってあるフロントまわり(=ベース車両のこと)と、写真のようなリヤ面をルーフ同様にやはりベースコーティングを入れました。のちの「AKARI」コーティングの布石のためです。

”↑”したラインをさかいに右側リヤ面は加工したあとです。左のサイド面などはまだなにも作業してない段階です(
=最初の洗車までは行なっています)。クリーム色のモールも含め、加工した部分は艶感、サッパリ感ができてきておりますのでお楽しみに! エッジのキズや反射鏡の割れなどはそのままですが・・
作業画像13 作業画像14
そのままトップコーティングを同日実施です!ルーフまわり⇒前後面と進めました。もう小言はいいでしょう!とにかく現状はしっとりトロトロに〜〜。

メッキ部分やヘッドライトの樹脂面ももちろん加工しました。ワイパーなどの未塗装部分もそれなりの仕上がり感にしかなりませんが何もしないよりはましと思います。コーキング部表面はなかなか素材との兼合いでなかなかまっ白にはすることはできませんでしたがご理解のほどをお願いします。では4日目作業はここまでです。
作業画像15 作業画像16

作業画像17
残すは両サイド面の作業となっております現状です。ここから5日目(=7/12)の作業です。本ご報告はつづけて6日目(=7/13)の作業分もいっしょにお知らせしてしまいますのでご了承ください。この両日で左右面を仕上げます。

サイド面におきましての再生のポイントとなるのは、そりゃ診てけばいいろいろとあるのですが・・要点は2点。シェル部分の白いボディ表面にでている黄ばみ(=茶ばみ?)感の改善が一つ。もう一つはサイド下部にあるグリーンのボディ面のくすみの改善ではないかと思います。

この3枚の写真は作業前、作業中、作業区切り後のものなど混じっていますが、写しているような部位面がその要所となる部分でありました。申し上げている黄ばみなどもピンポイント的にあるところ、もう全体的にそうなっているところ、その黄ばみも浅いレベルの部分、深い内部でそうなっているなどいろいろです。実作業としましてもそんな改善したい部分を処理するにはある種健全な部分も剥ぎ取るなどのことが実際せざる負えません。板金塗装をイメージしてください。数センチのキズを直すのですが、どうしてもそのまわりまで削ったり、塗り直したりしないとならないのと似ています。ですからあとはその度合、程度の問題です。作業者個人的な満足のためであれば時間、費用、お返し後のボディ表面の余力などなど・・気にすることなく削り込んでいくのもひとつかもしれませんが、そういうことはオーナー様には満足とはなりません。

とにかくお引き受けしている以上はオーナー様ご夫婦がさっぱりしたなぁ・・と思っていただけるような感じまでにはしないとならないですから、そうなるようには作業したつもりです。引くところは引かせていただき、作業痕がでたとしても削らないとならないところは削ったりと・・ご理解いただければと存じます。
作業画像18 作業画像19
繰り返しになりますので途中の諸々下地処理作業は割愛してお知らせですが、コーティングまで施工したところです。板金屋さんでないですが、ペーパーがけ(=ヤスリがけ)などもしないとなかなかひどいシミや黄ばみなどはそれらしくきれいになってこない・・そんな現状態でしたね。

最近忘れていたのではないでしょうか??この艶感を。というか数年前でしたか・・、ご購入されてからはじめての艶感なのではないでしょうか?そのときの販売業者さんがわたしの作った仕上がりよりも良い状態でオーナーご家族にご納車しているとは思えませんので・・たぶんそうなんじゃないでしょうか。のちのお手入れのことももうしつこいでしょうからここでは申しません。

とにかくお帰りの圏央道〜東名で大阪へ(=圏央道 祝!開通)。気持ちよく走れると思います。パーキングなんか・・もう新車のキャンピングカーの横でも止めちゃってみせつけちゃったらどうですかね。息吹が入ったちょっと世代前の乗用車が最新モデルの横にならんじゃった感じで・・、通好みです。それで話しかけられても、そうでなくとも・・心でこう自己満足するのです。『うちのは新車じゃないので・・』っと謙遜しつつも、少しある意味満足感と優越感で・・さらにこう言うのか心で思うのか知りませんが・・『『新車がきれいなのはみんないっしょ。素人さんのでも最初はきれいなのよ・・』』っと。
作業画像20
エントランスのドアわくなども可能な範囲ですが白く戻したりしてます(=けっこう黒ずんでましたから)。

その他サイド面では、グリーン色の下部とのさかいに通っているクリーム色のモールの劣化や汚れもできるだけ再生したかったのですが、なかなかわたしの思う通りにはなりませんでした。リヤ面はかなり納得のクリーアップができたので、サイド面も気合を入れて喜ばしてやるぞーとしたのですが、いまいちです。 
まぁボディ面全体の仕上がり感がありますので、そんなこと、あまり気にならないとも思いますが・・
これでひとまず全体メイン作業は整いました。残すは、お返し用の仕上げ作業と、お手入れ用のケミカル類の準備です。7/14に行ないます。
作業画像21
では7日目(=7/14)、最後の準備です。アルミホイールもしっかりした洗浄を行なうとここまでかがやくホイールですね。もちろんハブナットまわりはサビなどがあったりしますから100%の満足はないですが、ボディの経年感とかきれい感とかにはこのアルミホイールも影響しますので本来はきれいにしておきたい部分です。

合わせてタイヤにしみ込んでいるかのように付着している油汚れも今回の作業で落としてあるのでタイヤワックスも”ノリ”がいいです。アーチ内の汚れも落せればほんと気分が良いと思います。

”足元”が”きれいカーライフ”にとても大事です!と言いつづけておりますが、キャンピングカーのオーナー諸氏様にはなかなかこの辺が理解しがたいのか、そこまでは手も時間も気力もまわらないようですね。オーナー様だけでなくみなさんそういう傾向にありますね。

極論すれば、中途半端にボディをいじくりまわしているならば、この足元だけでもバッチリときれいにしてあれば愛車はけっこうきれいに見えます。これほんとのことですので誰か実施してみたらよいと思います・・
作業画像22
外装面のガラス面の処理です。良い状態を保っていますね。すばらしい(=シェルエントランスドアのガラスも)。

通常はボディ等が今回のような状態でご入庫になる車両は、ガラス面もだいたいが輪ジミ等でガビガビでザラザラというのが多いのですが、御機はスベスベしてます。輪ジミもないので、ここまでのお手入れ方法が正解なのでしょう。このままおつづけください。 
アンダーミラーは触っていますから多少位置ズレしているかもしれません。お引渡し時の出発時にはご確認お願いいたします。
作業画像23 作業画像24
あとはキャビンドアまわりの清掃を。水垢、油汚れのかたまりなどをご覧のように白くすると、がぜん快適さが違ってきます。もちろんこのあとはいつもの作業といっしょですが車内のバキューム作業を行っております。

こんな部分の作業はどうしても”コーティング”ということからするとみなさまあとまわしなんですが、作業後を味わいますとやっておいて良かったなぁと大体の方々は思います。それだけ”きれいカーライフ”には必要な部分だということです。
以上を持ちまして今回の作業は終了、完成とさせていただいております。はるばる関西からご指名誠にありがとうございました。お引渡し後のお手入れケミカルグッズ関連につきましては、お引渡し時のご来店時にもう一度お話しを多少お聞きしながら・・何を渡したりするか決めます。

ご連絡は確認しております、イレギュラな連絡なければご指定のお時間で駅まで参りますので、どうぞお気をつけていらしてくださいませ。
ホームへ

| 洗車 | 車磨き | ガラスコーティング | ポリマーコーティング | ウインドフッ素コーティング | アルミホイールコーティング | 出張クリーニング | 除菌・消臭 | 車内抗菌コーティング |
| 独車メッキモール再生 | カーフィルム | ウインドリペア | 引取納車OK |

(C)Copyright by S.FACTORY 2014 All Rights Reserved.