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VANTECH ZiL520
バンテック製ジル520 キャンピングカー磨き<=並コース>とガラスコーティング<=AKARI 1.3
〜外装一式お掃除を行い・・コーティングはFRP面までという基本方針で間違いなかったかと思います〜
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神奈川県横浜市よりお越しいただきました、誠にありがとうございます(=お連れ様も貴重な時間をありがとうございました)。新車でご利用し始めて2年経過した状態での今回のご指名となりました。特に気にしたコーティングや日頃のお手入れ方法をしていない場合には、どうしても手に負えなくなってくるのがこの2年目あたりからというのがみなさま見ていると感じます。とにかくここで一新させていただき、また気持ちよくご利用いただきたいと思いますので一週間どうぞよろしくお願いいたします。
<2012/07/22お持込、19日のお引渡しのお約束となりました>
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ピックアップ(=カスタムはカスタムでもダウンではなくリフトアップ車)や本格クロカン(=もちろん今時のパートタイム4WDなどではなく、燃費・回転半径なんかはきにしね〜的な”ホンマモノ”)なんかはどろだらけもかっこいいですが、それ以外はやはりきれいな方が良いに決まってます。良くわたくし使う言葉の中の一つ、”油性体質”なボディなのが御機の現状。これを水性体質(=撥水とか親水とかの単なる水弾きのことを言っているわけではありません、汚れが付着しやすい状態かそうでないか・・という意味です)にここでリセットするのが今作業の命題の一つ。もう一つはいろんな作業粉の跡・・ワックス系の水垢処理剤などでしょうが、ボディ表面〜すき間に蓄積されていますので全体的にカサカサ白っぽいのです。これをしっとり〜、しっとり〜としたボディに改善することがもう一つのテーマ。 そんなことを目指して進めてゆきたいと思います。
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では作業とまいります。まずは各部細かなところから。アルミホイールのピースボルトやハブボルトまわりも汚れがこびり付いてくるのが普通ですから、そんな汚れもできるだけ落としていくつもりで洗いました。まっ黒でしたタイヤハウス内もできるだけドロ汚れも落とすつもりで進めました。優しい洗剤では落ちませんこんなドロ汚れタチは強洗剤も普通に使います。そのかわりきっちり流しませんとサビの要因になったりしますので、しょっちゅう使用するわけにいきませんので、こういう洗剤は基本的にはみなさまにおゆずりなどいたしません。
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この辺はまきあげ”ブツブツ類”で覆われぎみでした。取れないものもありますが、かなりすっきりスベスベにいたしまいた。みなさまの洗車とプロの洗車の違いを感じていただける部分の一つかもしれませんね。
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ドア側も年数の経過を感じる状態でしたので、落ちるものは落し、落せないものは無理に深追いせず・・とにかくサッパリしたな!と感じていただけるところまでは作業しております。
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ドアまわり、タイヤまわりと汚れとたわむれまして、あとは上〜下へとまた汚れとたわむれていきます。御機のソーラーパネルはボディ面より比較的高く設置されていますので、写真のようにある程度内部まで洗うことができました。
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ルーフの上面は白化状態はしていましたが、”↓”部分などは比較的良い状態です。保管場所の向き位置などの関係か、この車種特有か・・、同じ車種でも製造時期によるさまざまな理由か・・分かりませんが比較的艶も残っていました。うれしいことなんですよ、この艶が残っているという事は! その分ルーフ後端のリヤスポ部分の劣化はハンパじゃなかったですが・・
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フロント面はバンク、ボンネット、バンパーなど、虫系・樹木系の固着物もいろいろありましたね。写真は剥がし取っているところですが、けっこうがっちりとくっつくのがこの手の付着物。ついたら拭く、その繰り返し。時間が経てば経つほど取れずらくなります。自動車塗装をも変色させ、塗装をちじれさせるこういう”液”ですからコーティングも当然犯されます。日々のちょっとした努力をしている同じジル520のオーナー氏はいつもきれいのようですよ・・ 参考までに
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サイド面のいわゆる”バーコード”系の汚れは見た目ほどは汚れの食い込みは進んでいませんでしたね。そうはいっても御代いただいて行う洗車となると素通りできない”汚れ郡”もいろいろとあるわけです。
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割愛しながらですが、洗浄作業のポイントをお伝えしてきました。あと全体を通してのことですが凹凸部分いろいろなところにワックス(=コーティングと銘打っている商品も皆さまが気軽に手にすることができる水準のものはワックス分が多いのです)の残害がありましたね。過去にいろいろ洗車といっしょに塗ってみたりしたのがイメージできました。ですが、やればやるだけ汚れを呼び寄せている現実をここで再認識していただき、可能な範囲でけっこうですから正しいお手入れの方向に意識を向けていただければと思うのです。洗うか拭くか・・まずはコレが基本。ご自分の環境に適したサイクルはどのくらい・・、どういうクロスで洗うか拭くか・・、そもそもそういうことが無理ならどうするか・・、まずはコレらをイメージしてプランする事ができた方は対応策が生まれますのできれいさを維持できますし、実際きれいにすること自体を楽しんでおります。

いちいちうるせぇ〜な〜・・とお感じになる方も中にはいるでしょうし、そうでない方もいるでしょう。ですがご愛車をなるべくきれいに維持していただきたいことが最優先のわたくしですので、敢えて申すわけです。そういう意味において、言わないとならないから申すわけです。言わなくとも良いならいちいち言いたくないのが本音なのですよ・・ オーナー様に言っているわけでもなく、きれいにしたいけどその感性というかセンスがなく間違った方法で一生懸命お時間もお金も使ってしまっている方たち・・、お手入れしている方たち全てに発信しております、ハイ!
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ここから洗浄作業では落ちない汚れ類の処理などです。所々、割れもありますね。 ご承知かとは存じますが念もために
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ルーフ面は酸化劣化した表面を剥がすイメージですね。 写真は下から磨きあげてきている途中でのショットだったはずです
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この辺の固着していた水垢たちももちろんサッパリとさせました。パネルのステン部分などもお掃除してあります。
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申し上げたようなワックス類の塗ったまま固まった跡などはいろんな表面部分にもありました。そんなものも除去していきながらすすめています。
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この辺も凹凸が多いところですから汚れもたまりやすい部分ですね。機械→手作業→機械などの作業工程を経て、雨みずも水しか垂れないサッパリとした状態まで戻しまいた。
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ボディ表面〜ウインド枠〜ウインド表面とのすき間〜そしてウインド面とクリーニングしてきますと・・頬ずりしたい衝動に駆られる人が多いです
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このモールも全体の締める面積とうか・・人の印象には重要な要素ですが、比較的軽視され易い部分なのです。やはり詰まった汚れのかき出し、表面の汚れ落し(=もちろん落ちない汚れもたくさんありますが)と行ってくることでボディ表面のきれいにした度合が引き立ってくるという図式が成り立つのです。 ”バーコード”の元凶となる要因の一つがこんなところに詰まっている汚れでもありますので見た目、汚れ軽減という両面からしても重要な作業となるわけです。
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リヤもルーフの汚れも垂れてきますから、どんなお車もそうですが汚れますよね。やはり落ちない汚れもありますが、”かゆいところに手を入れて”クリーニングをさせていただいたつもりです。
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コーキング部分の黒ずみもそうかもしれませんが、ラダーのガビガビ感がとても経年をかもしだしてましたね。全てのしみは落ちませんが、なめらかな印象にはしてあります。
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とかく”上”に目がいきがちなのがキャンカーの特徴ですが、実は”下”も大事なのは当店記事の読者さんたちには伝わっていることでしょう。ナンバーまわりも汚れがなくて、ツルッとしているお車はきれい感がちがいますからね。ナンバープレート自体もかなりザラザラ汚れでしたのでツルッとさせてありますからご安心ください。
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フロント面におきましては、既に虫害などは洗浄段階で対処していますのであとは各すき間やパーツに絡みついた汚れやワックス類の処理〜表面の酸化劣化膜のポリッシュ処理などでツルッと感を取り戻しました。 板金作業部分も特に問題ないですね、ご安心ください
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各部のお掃除を施させていただき、コーティング施工部位につきましては脱脂洗浄も行いまして、はじめてコーティングとなります。ベントカバーやソーラパネル、メッキ部位自体はコーティングしておりません。ソーラーパネルの下については手が入る範囲は加工させていただきました。ルーフの特に真上を向いた面については、元の白化状態から勘案するとこの艶感も長く続かないかもしれません。ですが残念がっていることもありません。だんだん体質改善してゆくとボディもだんだんそれになれてきて艶を張れる体質になってきます。得意のたとえ話しですと・・、弱いチームでも強いチームと試合を繰り返してゆくとだんだん強くなってきます・・とか、リハビリも最初はもう無理!なんてところからはじまり、あきらめていた機能がだんだん回復してきます・・とかに似てるかどうかは分かりませんが、そんなことです。要するにちょっとした努力や気づかいは報われますし、そうでない場合はそのままです。ご選択はもちろん自由ですし、ご愛車に対する個々の趣旨趣向は異なりますからね、わたくしもどうしろと言うつもりは全くもってありません。ただきれいにすること、してゆく為のフォローがわたくしの専門ですので申し上げるしかないのです。ご愛車も生き物のように愛情をかければ反応してくれる度合は違うわけです。
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サイド面はルーフなどとは違い、良い状態を保ちやすいです。洗車をされる方ならその水切れの良さ、面積の割には簡単に洗車も終わることをご体感いただけるでしょう。拭き掃除派の方は、すき間まではきれいに出来ませんが、ボディ表面の汚れの固着しずらさをお喜びいただけるでしょう。

ウインド表面やプラスチック材はコーティングまでしておりませんが、”→”部分などはコーティングまでしております。オーニングケースなどもコーティングまでしておりますからご安心ください。
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上〜下まで加工してきました。ご覧のようにドア部分なども重なる部分もありますから、双方とも加工してありますのでご安心ください。クリーニングとコーティングでスベスベとなっております。 よく屋外の作業でコーティングがムラにならないか・・とか、品質に問題ないか・・とか、プロの業者さんとかビルダーさんなどからも最近ご相談を頂戴いたしますが、わたくし自身が行う限りは限りなく問題ありませんが、同じ材料でもやり方によってはとんでもない事になりますので、お譲りしたり、するつもりも今後ともございません。そういうご相談が最近多く、気になりますので、この場を借りてお知らせ申し上げます。
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無事各部のコーティングまで作業を進めましたら、最後仕上げ作業をいくつか行います。

キャンプカーは特にですが、ご入庫いただくときはカサカサ状態のタイヤが多いというか、ほとんどですね。お車の”きれい”をお求めのためにわざわざ当店などにご来店くださるわけですので、ボディだけでなくタイヤのツヤツヤも少し意識すると、”きれい”という観点ではとても効果的となります。さきほどボディのところでも申し上げた通り、そんなカサカサなタイヤに1回ワックス塗ったぐらいでは直ぐに吸い込んでしまいますね。何度と塗っていくうちにだんだん日常的に黒々とした感じになってくるのです(
=体質改善とはこのことです)。1ヶ月かかるかもしれませんし、もっとかかるかもしれませんが。

皆さまにお手入れがあぁ〜だ、こぉ〜だと・・、お願いばかりも申し訳ないとは考えております。タイヤに加工するコーティング(
=要するにタイヤワックスの艶感が長く継続できる作業のことです)も時期メニューとして施工させていただきます。只今準備中ですのでご理解のほどを。 いつもワックス掛けもしていられないというお声が現実大半をしめるでしょうからね
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ガラス面も最後チェックするのですが、既に輪しみとして固着しているものもありますが、そういう処理は別メニューとなりますこと、ご理解くださいませ。我々はスベスベのガラスの状態を知っているからこういうザラザラな表面が気になるのですが、ご本人として気にならなければそれはそのままで問題ないことですので聞き流してください。表面の拭けば落ちるとか、プラスアルファ擦ると落ちるなどのレベルの汚れはお掃除させていただいておりますからよろしくお願いいたします。
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ステップまわりも洗車プラスでコンパウンド磨きなどを行っておりますのでスッキリ”白”っという感じにはさせていただいたつもりです。車内はワンちゃんもご同乗のようですから当然ながら毛がすごいので、敢えてバキュームはしません。その代わりというのも何ですが・・キャンピング出入り口ドアまわりを軽くですが普通はしないお掃除をしておきました。グリス類のはみ出したヤツなどもきれいに拭いてあります。
作業画像34 このような感じで作業は進めてまいりました。いつもながら1台1台にそれぞれ個性のある汚れたちと楽しくたわむれさせていただきました。とにかく遠くまでお越しいただいただけの作業はさせていただいたつもりですので、どうぞきれになったご愛車を見てやってくださいませ。ボディが大きいだけにきれいさも大きく味わえることもお感じいただけるかもしれません(=逆に汚れていると、乗用車より何倍も汚く見えるのも事実です)。

お引渡し日時、御代などはお打ち合わせの通りでこちらとしてはけっこうでございますので29(日)はどうぞ気をつけていらしてください。簡単ではございますが当記事を作業報告、並びに当店なりの『御納品書』とさせていただきます。この度のご指名誠にありがとうございました!

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