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TOYOTA CROWN
トヨタクラウン 車磨き<=上コース+陥没ウロコ処理も含めて>/ガラスコーティング<=KANADE 1.05>/ヘッドライト磨きとコーティング
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東京都昭島市よりこの度はありがとうございます。あと4年は使いたい!とご相談いただいた御クラウン。本来は高級感漂う濃紺メタリックの塗装ですが白っぽく・・。そしてスベスベであるべきボディ表面はお魚さんのようにウロコでいっぱい・・。がんばって再生してゆくのでどうぞよろしくお願いいたします。
<2014/02/12お持込、16日のお引渡しのお約束となりました>
下記ご報告文書は2/21から記入しはじめました。既にお引渡し後1週間経ってしまっておりますが、どうかご理解いただきよろしくお願いいたします。下記は事後納品明細書ということでお願い申し上げます。
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作業はいつものとおり、御機においても足元の洗浄から進めました。アルミホイールがまずは生きている(=汚れが普通に落ちて、きれいな表面に戻るという意味です)ことにホッとしたところです。旧車や10年それ以上の年数の経った車両になってきますと既にアルミホイールの汚れが落ちないというケースに出くわす事もあります。やっぱり足元は美観的にもとても大事ですから、最初のタイヤ・アルミ作業で落せない状態を見てしまいますと作業人としても出ばなをくじかれ一時的ですが気が落ちるものなんです。とにかく今回はそういうことがなく、ご覧のようにちゃんと作業すればきれいに戻せてよかったです。
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その後は各すき間の洗浄です。ドア4枚と前後のフードまわりということです。こんなすき間も追求すればきりがなく楽しめますが、今回はそういうマニアックなご相談・ご希望ではないので通常に洗って落ちる汚れを落として最終的にお引渡しをしておりますのでご理解いただきご確認のほどお願いいたします。

ちなみにご希望度合によってはでき得る限りの処理してコーティングまで!などという作業も可能ではあります。当店「サービスメニュー・料金表」ページ内の”【その他外装・エンジンルーム・車内など _Work】”項目内にてお知らせしております。
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続けてはボディ表面部分の各すき間や凹凸内の洗浄です。この辺の汚れは大概は年数に比例して度合も多く、それが固着している度合もまた多いものです。最終的にボディ塗装面が仕上がってもこういう各部の仕上がり度合にその塗装面の仕上がり感も影響を受けることになりますので、とても大切な作業工程でございます。ここでクローズアップしたのはガラスとボディのきわですが、1台全体診て行きますと・・そりゃいろいろとあるのです。

右の写真は、そんな事前作業後のボディ表面の処理のひとつです。これまでの経年によって積もり、取れなくなっているさまざまなブツ類の除去作業をしているところです。日常洗車は比較的頻度良く行なっていらっしゃるようですので、そんな時の感触が今後劇的に変わります。思わず頬ずりしてしまうかもしれません!
 冗談ではなくホントですよ・・多分。
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ここでは下地作業のメイン工程、各部の磨き処理前の検査をしていることをお伝えしたいわけですが、それとは別に誰が見ても気になるこの陥没シミ(=ウォータースポット)がスゴイですね。これでは日頃の洗車も心からは楽しくはなかったんじゃないでしょうか?先にお伝えのザラザラな表面もありますから、見た目と感触共に苦痛といっては失礼かもしれませんが、普通の人でしたら洗車の気は失せてしまうような状態です。そういう現ボディ状態をしております。それらを改善するためにワックスなどを塗る・・一時の艶、撥水と引き換えにさらに増すワックス皮膜の酸化劣化した白濁層、そこにウォータースポットはさらに加速する・・、改善のためにワックスを塗る・・だんだんお手入れのサイクルが広がってくる・・というスパイラルです。

当店にはじめてご相談にこられる方が陥っている典型形のひとつですので、今後きれいに維持してゆきたいのであるならば、今回のお車の”手術”といっしょにいままでのお考えなども多少でも改善していただくほうが良いとは思います。もちろんご購入された時点で既にこの状態で、その後はキープしているというのであればそれはそれで良いでしょう。仕事でもない趣味のことでとやかく・・ということもありますからこれ以上は申しません。ご購入後5年間キープできていて、あくまでワックス塗りを楽しめれば・・そのベースとして今回の表面作りをご依頼いただいた趣旨ならいままでどおりに塗って楽しんでください。ですがこのきれいさはワックスを塗って維持してゆくことは基本的に難しいのでどうするのか?ということなのです。せっかくならご覧いただいたこの表面を維持していただきたいというのが施工人としての自然な気持ちです。理論を知りたいなどの場合はお気軽にご相談ください。別に有料メンテナンスをしてくれなどという意味ではなく、順序だってご説明しても構いません。相談だけでもいくらでもお付き合いはさせていただきます。


さぁ本題のここでお伝えしたかった塗装検査についてのことです。今3つの数値がでておりますが、これは塗装の厚さが各所でバラバラということを意味しております。表面が波打っているということです。これを物理的に平滑にするには数値の少ない方にあわせる処理となるのですが、それはむしろ宜しくないこととなります(=79,5という数値はできれば見たくなかった・・要するにクリア塗装も少なくなっているということです)のでそういうことはいたしません。あとは人間が確認できるウロコシミの除去という命題と、できるだけクリア塗装を残すという兼合いで作業は進行させなければ・・ということがこういう検査で分かるのです。 精検のもとで”内視鏡”で直るものでも、とにかく”外科手術”するのも同じお医者さん・・。難しいけど手術で直るケースもあれば、ビビッて?「これは無理です」と判断するのもお医者さんでしょ。良い病院、お医者さんに当たれば良い方へといくのといっしょですね。誠意のある病院でしたら自分のところでできなければちゃんと紹介状を書いてくれますものね。とくにこの我々の業界は資格試験もありません。だれでも通販のポリッシャーを持てば立派な磨き屋さんなんですから。腕の差は天と地ほどあるのは今更申し上げることもないでしょう・・
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さぁ、緊張感と研磨粉とたわむれているところです・・。粗い作業をすればいろんな汚染状態は治りますが、その作業の粗さを残してしまいます。もちろん今回は粗い作業をせざる負えないのですが、そのやり方、そしていたわり方によって最後の仕上がりは相当な違いになってきます。その場だけならまだしも、お引渡し後のこともあるので、可能な範囲はやさしい作業方法が良いわけです。わたしがよくさせていただく例えの一つですが・・、クロスギアににていると。同じ速度範囲をギアチェンジして走るのもギヤ比が狭ければシフトチェンジは多くなりますが、段つきなく回転を維持して滑らかに走行できるレーシングカーみたいな。 意味が通じますかね・・
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まだ途中なのですが、”ひと山”超えたところでホッと一息できての1ショットです。久しぶりの大手術です。作業はなかなか進捗しません。結果的にはボンネット、ルーフ、トランク面は大サービスの7工程が必要でした。
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写真は作業進行フローとは多少前後しますが各表面の研磨処理が終って洗浄するところです。”↓”したモール部分は7工程などは行なっておりません。素材と作業範囲が狭く、そういうハード処理には耐えられないからです。ですので輪ジミスポットもその他の表面よりは残ってしまう度合が大きいのはご了承いただくしかございません。 全体のきれい感でそういったことは気にならないことだとは思いますが念のためお知らせです。
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指さしているのは、トランク面とリヤガラスモールのところです。保護のクリアシールが張ってあるのですが、このセンターのところだけ既にはがれておりました。
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ここからサイド面、前後面についてです。空を向く3面ほどの汚染状況でないのは間違いないです。結果的に「上」コースの定番の3工程をポリッシュ掛けさせていただき仕上げとしております。それで取れるキズはもちろん処理し、それで取れないものはスルーです。 上記空面のように全部サービス作業していたら当店つぶれてしまいますのでご了承くださいませ。
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10年モノのお車ですので当然なのですが、こいういう細部の処理で手こずっています。我慢、忍耐がキーワードでしょうか。
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この辺もスルーする訳にはいきませんよね。ピラー部面はボディのような丈夫ないわゆるウレタンの塗装ではないですので無理な研磨はできませんが、無理な処理もそれなりにしないといけない状態でしたのである程度の処理をして・・お返しした状態です。今回の処理で落ちない陥没シミや輪ジミは諦めてください。それでももっときれいに!ということであれば、素材の基礎体力がかなり減っても良いという”念書”いただければ攻めることも出来なくはないですのでご相談ください。
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2枚ともフロントまわりを写したものです。リヤもそりゃすごい汚れ感でしたが、たまたま今回はこのフロントまわりをクローズします。クラウンですのでかんむりのマークがセンターにあります。それも含めて経年感を感じますね。かたまり気味の汚れがどうしてもデザインぎわにたまりやすいのでこうなります。高級車といわれる仕様になればなるほどいろんなデザインが複雑化させているので、余計に汚れがつまりやすいのです。バンパーのダクトはシンプルながらすごいシミ汚れでした。 ですからというのも変ですが、クラウンやEクラスの中古車は車外も車内も汚れまくっているというケースが多いのうなずけます??

ナンバーピスもさびちゃってましたので交換しておきました。
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落ちない汚れもキズもありますが、相当な変化を感じていただけるはずです。各部の下地処理後は脱脂洗浄を行いコーティングで保護させていただきました。コーティングにおきましては当店自信を持ってご提供している仕様ですが、同じコート剤でも素材に影響されます。これどんなことでも言える事実ですので、覚えておいてください。要するに素材が新車なら素材がピンピン弾き返す力があります。その上にコートすることでコート皮膜も100%の効果を発揮するとすれば、素材が中年肌なわけでして、いろいろ手を尽くして整えた肌質です(=分かりやすく直入な表現をしていますがどうかご理解ください)。そこに同じコート皮膜も影響を受けるという意味です。人間の肌といっしょです。それに今回は大手術している事実もまたその要素を助長させる材料です。こんなこと言わなくても良いかもしれませんが、わたしは本当のことを知っていただき、それを受け入れていただきたいのです。そうして納得していただかないと、その後のお手入れも安易に考えてしまうからですね。そういう風に個体にあった維持管理というのが大事であって、それが愛車にとってはうれしいことです。まぁ車は道具だ!と世間様は言うでしょう。車好きでも内心はそう思っているでしょう。そういわれればそれまでのことですけどね・・。 とにかくわたしは手をかけてしまっている車は他人さんのものでも道具だ!とは思えなくて・・

それと”←”した助手席側の中央ピラー部分のゴムは今回の作業でなったのではなく既に劣化していたことご了承ください。
作業画像32 それではお預かり日数も延びておりますし、その間、外界は大変なことになってしまったですね。車の作業以外に・・疲労こんぱいです!良い思い出になった1台です。オーナー様も雪の中、当店のスケジュールなど気を使っていただいたのか・・、ご自分のためだったのか・・、とにかく予定とおりに動いていただきありがとうございました。では雪がひと段落したら洗車してください。深い艶が戻ったことを再度感じになれるでしょうから・・
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