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NUTS BORDER
ナッツRVボーダー バスコン・ガラスコーティング施工後の再加工メンテナンス1年
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東京都内よりいつもありがとうございます。今回は作業自体はいつものとおりの感じの内容、範囲にてお手入れさせていただき仕上げます。あとは基本的に目視レベルの範囲ではございますが、塗装面以外の、いわゆるゲルコート表面の状態点検も診てゆくことになっておりますのでよろしくお願いいたします。オーナーご夫婦の今後の”きれいカーライフ”の助言や今後の対応の目安にさせていただく目的です。

<2015/07/26お持込、8/1のお引渡しのお約束となりました>

(ご入庫履歴)
'12/08 '12/12 '13/03 '13/06 '13/07 '13/12 '14/03 '14/07 '14/10 '15/03
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作業は状態チェックなども兼ねまして、各部の洗浄工程から始めさせていただきました。

メッキ、もしくはアルマイトといわれる加工で表面処理されたアルミホイールは、通常のメタリック塗装とクリアー塗装とで仕上げられたアルミホイールのように”きれい”を維持するのはなかなか難しいのが現実です。かと言ってコーティングをしてもボディのようにコート皮膜も長くはもたないのがこういう仕様のまたやっかいな点です。

今回はシャンプー洗車と、それで落ちない油汚れを微細なコンパウンドによるクリーニング処理まで行ないました。表面のくすみやシミキズなどはあまり気にせずにご利用になるのが良い付き合い方と思います。
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4ヶ月前の3月の洗車作業の時に、いっしょに加工したフロントウインド面のコーティングも問題もなくてよかったです。あの時は時間優先の”突貫工事”でしたし、お帰りになられた後は雨も降ってきたりしてましたので気になっていたのです。

キャブコンのバンクとは違います形状ですが、ルーフまわりはやはりゲルコート仕上げに変わりはありませんので、年数と共に劣化が始まってきていることは間違いないですね。ゲルコート表面については過去に何十回とも作業記事内にて触れてきておりますのでここではくどくど説明いたしませんが、御機においても施工いただいた初期と同じように、このルーフてっぺんでもコーティングの性能を維持するにはそろそろ塗装を入れてゆく必要がある段階にきておりますね。ですが、それを実際にする、しないは個々皆様の考え方次第となってきます。

見えない部分だし・・という考えもアリです。素材は錆びたりしませんしね。でも艶々をいつまでも・・というならコーティングというレベルとは一線を画す塗装を入れるのがスジです。塗装といっても選択はいくつかあって、板金塗装屋さんによる塗装。カラーを入れて終わりか、さらにクリアー塗装も入れるかどうかはまたいろいろとありますが、時間も費用も段取りもそれなりに覚悟しないといけないのですが、それが一番良い流れです。日よけかさをはじめ遮蔽(=UVカット)するには色を打って止めるのが一番だからです。でもそうするのは極々少数ですね。100台あって1台そうするオーナー様がいるかどうか・・というのが現実でしょう。

素材(=ゲルコートとその内部のFRP材)が理由で業者さん側にもいろいろと言い分があるわけで。塗装屋さんの納得できるような作業内容と費用にするとこんどは依頼者側がそんな費用を費用対効果として受け入れにくい・・というのがあるからです。

そんなキャンプカーオーナー様をお助けすべく実施しているのが当店メニューの「クリアー塗装」というわけです。色は塗りません。あくまでクリアー塗装を施工してさしあげるということです。塗装屋さんのようにブース内での吹きつけ塗装のような作業ではないですので、施工後も塗ったなぁ〜という手作業感もあります。ですがリーズナブルにコーティングだけではなし得ない圧倒的な皮膜感と艶感を長く維持することが可能となります。直近では5月、当店御ひいきいただいているジル520様に施工させていただきました。よろしければその記事なども今後のご参考に確認くださるのも良いと思います(
=ジル520様の記事はこちら>> )。

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話しは作業工程に戻りますが、タイヤ+アルミまわり、キャビンドアまわり、そしてボディのこんな凹凸、すき間、諸々・・とチェック、洗浄と進めました。
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細部洗浄のあとはボディ表面です。いつもながら”大判”ですね。バーコードも当然ありましたが、しっかり洗えばご覧の感じですっきり戻ります。シェル部は薄ブルーぎみのところが自動車塗装で、白い部分がステッカー表面。そしてルーフへまわり込む部分がゲルコート面という配置。

そのゲルコート部分において、前後面・サイド面に関しましてはどの部分もルーフてっぺんのような表面の劣化は始まっておりません。艶もありますし、表面の”キメ”もしっかりしておりますからまだこのままで問題ない状態です。

ですがその”問題ない状態”とはまた別の意味からすると、”↓”しているようなところは黄ばみ(=黄変)がでています。やはりこの黄変もゲルコートの宿命ではありますし、そのままの状態の表面でも申し上げましたように汚れが落ちるとか・・、艶があるとか・・、コーティングを含めた表面加工上もこのままで”問題はない”のですが、あくまで見た目としてどうかといことです。白いところが黄ばんでいるわけで、それがどうかということです。

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ここの3つの写真も前述しましたように同じ状態です。表面は問題ない状態です。ただ黄変がでている事実はあります。ですからこれらをどう受け入れて、どうしてゆくかの判断はオーナー様次第ということになります。

分かり易く人間で例えれば、日焼けしました⇒⇒赤くなったり、黒くなったり、しみがでてきてしまいました・・そういう肌の状態であるという感じです(=一般的な日焼けによる肌の症状であるという意味です)。これをどうするかはご自身次第というのと似ています。

この日焼けによって例えば水ぶくれがひどくてすぐに治療が必要とか、皮膚病を誘発したため治療(=手術)をしないといけないという状態ならばそうするしか選択肢はないわけですが、一般的な日焼けのレベルであればそのまま放置する人もいれば、ちゃんとアフタークリーム塗ったり、いろいろとケアをされる人もいるでしょう。

黄変を処理(=消す)ための作業をすることは可能ですが、けっこう深く削ることになります。申し上げたように”問題ない状態”ではある表面をこの黄変を消すためにその普通の健全な肌をいっしょに削るということでもあります。さっきの人間の日焼けの話しをまじえれば、残ったシミを皮膚科で手術的なことを実施するという感じですかね。

完全にきれいに戻る部分もあればそうならない部分もあるかもしれませんし、たとえ削ればきれいに戻せてもそこまで深追いするのはよろしくないというパターンもあります。なぜなら削る分だけ黄変といっしょに健康なゲルコートも削るわけです。こういう研磨処理後には、当たり前ながらそのままというわけにはいきませんので、前述しました「クリアー塗装」も合わせて加工となります。品質はもちろんちゃんとしたものでございますが、あくまでクリアー(
=透明)塗料です。黄変が再発したらまた目視できてしまいます。ルーフのところでも申し上げましたが塗装屋さんでない当店で行なう塗装ですので、仕上がり表面もそういう視点で診れば塗装屋さんには当然かないません(=この塗り肌感はサンプルカーをご用意してありますのでご確認いただけます)。

こんな部分が「クリアー塗装」のみの当店加工と、カラーを入れる(
=カラーを入れれば黄変が再発しても当たり前ですが目視できない)板金塗装屋さんの塗装との差となります。きれいにして差し上げたというわたしの気持ちもありますし、作業人としては”手術”したいという気持ちもあったりもしますが、消去方で納得されるならご選択いただきたい方策です。繰り返しになりますが、一番良いのは諸々掛かりますが、塗装工場で行なう塗装仕上げです(=その上でコーティングを実施すること)。諸々掛ける必要性まではないが、このままではいたくないというケースでは当店の作業が有効かとは思います。もちろんゲルコート面の劣化は当然なのでそのままというのもアリです。

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作業工程に戻りますが、そんな状態をチェックしながら下地処理作業から仕上げのコーティング加工と進めさせていただきました。施工の下地処理のレベルやコーティングの施工範囲などはいつもご利用いただくように実施しております。お引渡し用のタイヤワックスや車内の簡易ながらの清掃、ドアまわりの水あか処理などで完成とさせていただきました。

そんなことで前回加工してありますウインド面のコーティングも段々劣化はしてきますので、仕上げ直しなどの必要性がでてきたら対応可能です。時間が要するのはボディ同様に下地処理です。しっかり作るか、ほどほどで良いか・・などはご希望や状態次第です。


これで夏のキャラバンのご準備が整ったという感じでしょうか。ルーフはどうしても汚れが溜まる構造ですので雨降りによるバーコードはでてしまうのはしかたありません。それを楽に落せるための当店のコーティングです。出先などで簡易的な”撥水”、”ポリマー”、”ツヤツヤ”・・とか名前の付く洗車を実施すると必ず油分の成分が入っています。それが一時の艶や水弾きを作って皆様を”ぬか喜び”させているわけですが、ボディはその後は油性体質に変わってしまいます。落ちにくい汚れとなる成分は油汚れです(=油性)。油性のボディは油性汚れを定着させます。

ですから当店の油性ではないコーティング表面はできるだけ油性ではない(=水性)体質にしておいてほしいわけです。何か洗車などをするならとりあえず水洗い、もしくはシャンプー洗いに留めておいていただくのが無難ですのでお知らせ申し上げておきますね。


連絡等は以上です。今年もご利用いただき誠にありがとうございました。
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