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MercedesBenz C230 東京都八王子市よりご指名いただきました。オーナー様の愛車に対する熱い思いが感じ取れました。何とかご期待に添えますようがんばりたいと思います。ご依頼内容はいろいろございます。ボディ、アルミ、ウインドコーティングの他、ウインドガラスの飛び石リペア、塗装のチェックとリペア、エンジンルーム、車内と全てです。さらに、オプション作業として、メッキモールの腐食再生、内側ガラスコーティングとお申し付けいただきました。 <2009/07/12お持込、07/26にご納車と決まりました> |
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![]() それでは本日(=7/13)作業場に入りました。まずは、しばらくどうぞよろしく!とC230と挨拶させていただき、作業前の段取りを検討しております。まずはウインドリペアの作業準備とタッチアップの用意をいたしました。明日より本格的に作業に入って行いたいと思います。 |
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![]() 本日(=7/14)は、フロントウインドの飛び石キズのリペアと車内クリーニングを行いたいと思います。まずはガラスのリペアですが、運転席側はこの○部の1つ。良く見るとしっかりと割れており、このままですとクラックが広がる可能性がありますのでリペアすることで進行を止められます。作業して正解ですね。 |
![]() 助手席側にはオーナー様にご指摘いただいた他に、もう2ヶ所のチップキズがありました。この3つはクラックは入っておらず、運転席側とは違うチップキズ用のリペアとなります。ご入庫時にお話しいたしましたが、チップキズの修正剤はワイパー等の影響で外れることも無いとは言えませんこと、念のためご了承くださいませ。作業代は、通常の割れキズのものより安くなります。 |
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![]() そのままでは修理できませんから、下地処理をしているところです。どんな仕事も下地が大事。基本が大事ですからね。 |
![]() 専用機械でリペア部を真空状態にしているところです。 |
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![]() 修正剤を注入しまして完成となります。 |
![]() 車内クリーニングのご報告です。カーペット、搭載のお荷物(=ほとんどありませんでしたが)をださせていただきました。カーペットは洗います。 |
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![]() 車両側の作業は、いつもどおり内ガラスの洗浄からです。今回は、洗浄後、内ガラスのコーティングを行います(=オプション作業にて承りました)。ツルツルとなりまして、汚れも付きづらくなり、よって曇りずらくもなります。ツルツルですので後の拭き掃除も楽にできますよ。ルームクリーニング時にはおすすめ作業です。 |
![]() 続きまして車内のバキュームを行っております。シートの脇にはご覧ようにホコリゴミが堆積しやすいです。何となく車内を汚れた印象にする原因の最もたる一つかもしれません。確実に吸い取ってあげましょう。 |
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![]() ラゲッジスペースとセカンドシートのところのオーディオ配線のところも普段なかなか掃除が面倒なところだと思います。配線類に気をつけながら掃除機掛けました。 |
![]() こういったトノボードも洗剤できれいにしてあげます。サッパリいたしました。 |
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![]() 助手席シート、1ヶ所縫製糸がのびておりましたのでカットさせていただきました。 |
![]() きれいそうなお車でも、やはり汚水は何杯もでてきますね。 |
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![]() 一通りクリーニングを終えまして、お気にされていたメーター部の線キズを診ています。お申し付けのキズを含め深いキズがもう2本ほど、あとは細かなスクラッチキズですね。ここの部分は、本当にデリケートです。微細なコンパウンドで少しずつ磨きましたがなかなか難しいです。今回のキズを追いかけますと白濁等の2次災害が起きそうです。申し訳ありませんが軽度のポリッシュで止めさせていただくことに決めました。ご理解ください。 |
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![]() 本日(=7/15)はエンジンルームを仕上げまして、外装に入ってゆきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。こちらは作業前のエンジンルームです。 |
![]() もう少し近づいてみますが、どの部分も”カサカサ”か、”ベトベト”していますね。落ちない汚れなどもありますが手の届く範囲、お掃除してゆきたいと思います。 |
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![]() まわりを中心に、まずは洗えるところは洗いました。 |
![]() まずは枯葉の除去から始めさせていただきました。こんなすき間はドロ汚れも溜まりやすいですね〜。 |
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![]() どうでしょうか?しっとりとした感じになるとこまでは、何とかやらせていただきました。アンダーカバーまでは無理ですが、サイドメンバーぐらいまでは手を突っ込みました。このくらいエンジンルームにクリアランスがあった頃の車が懐かしいですね。今のお車はとにかく広い居住空間、効率的な配置でエンジンルームもギュウギュウ詰めですからね。 |
![]() ヘッドカバーも磨きました。 |
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![]() これでホコリの積もったパーツは全てクリーニングさせていただきました。あとは、ボディ等のコーティングといっしょにエンジンルームも保護コーティングいたします。 |
![]() エンジンルームの作業を終え、いよいよ外装の加工に突入いたします。まずはウインド枠のメッキモールの腐食しみの再生を行います。この汚れの様にみえます白いものはメッキが腐食しておりまして、ちょっとやそっとじゃきれいになりません。普通にこすったぐらいではびくともしませんが、メッキの厚さは薄いですのでシビアな作業となります。 |
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![]() だんだんきれいになってきましたね〜、まだ途中です。 |
![]() こんな感じできれいになっております。きれいにしてもそのままではすぐに腐食してしまいますので、やはりしっかりとしたコーティングで保護する必要があります。後ほど行います。また、お手入れの仕方や駐車環境にもよりますが、コーティングも徐々に傷んでまいりますので定期的な補強でこの状態が保たれます。今日は、半分までで体力が切れました。残りは明日とさせていただきます。 |
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![]() 今日(=7/16)は、助手席側の残り半分を磨きます。写真は磨く前のくすんだモールのアップです。1ヶ所メッキが劣化しているところがありました。割れてしまっていますので、こういうのは再生はできません。 |
![]() ドアミラー部分です。端は機械研磨できませんからできるだけ手磨きとなります。 |
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![]() メッキモールの磨き処理がおわりました。つづけてウインドガラスのウロコしみ除去などを行います。 |
![]() フロントウインドからいきましょう。窓枠のへばり付いた水垢わかってはいながらご自分ではなかなかできませんよね。かなり強固にくっついていますから、われわれショップでも『お金もらっても割にあわね〜よ』っと、やりたがらないところが圧倒的。でもなくなるととても爽快なきぶんですよ〜、オーナー様。 |
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![]() うわっ!すごいしみです。どこの部分でしょうか・・。そうです、サンルーフのガラスです。もちろんきれいになりますから。 |
![]() ドアミラーも輪ジミがすごいです。 |
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![]() こんな縁も水垢がはりついており、きれいにしたところです。さっぱりといたしました。 |
![]() ガラスの磨きはおわりました。写真は左リヤガラスですが1ヶ所フロントウインドと同じようなキズがございましたが、サイドガラスは材質の違い(合わせガラスのみリペア可能です)でリペアができませんのでご了承ください。 |
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![]() それでは、メッキモール、ガラスと研磨しまして作業カスも車体に降り積もってきました。本日(=7/17)は、車両の洗車をし、ボディ磨き前の準備作業へと進んでまいります。まずは細部の洗浄からです。 |
![]() 薬品にて汚れを分解しております。仕上がりを楽しみにしていてくださいませ。 |
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![]() ドアヒンジまわりのゴムブーツもすき間がありますからドロ汚れが溜まります。ここも、なかなかご自分ではお掃除するのは面倒な部分ですね。グリス残やカルキシミの汚れは定番ですね。 |
![]() 洗車中のガレージ内ですがいろいろドロ汚れがでてきます。今回は、ほとんどアルミホイールのリムの汚れがどっさりといった感じでしょう。 |
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![]() ボディといっしょにガラスの油膜を落とします。前工程でウロコしみや水垢はおとしておりますので表面の最終処理です。これでガラスはツルツルですよ! |
![]() オーナー様にお聞きした感じでは駐車環境も愛車にとってはあまり良くない場所のようです。それだけが原因ではありませんがボディ表面はザラザラです。これでは洗車していてもつまらないと思います。完成後はツルツルですからお楽しみにどうぞ。 |
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![]() ご相談いただいたこのキズです。この部分も磨きますが、おそらく再生は難しいはずです。ご了承ください。 |
![]() 洗車(=洗車といっても時間は数時間かかります)を終えました。お伝えの通りガラスも磨いてありますのでツルツルです。 |
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![]() ボディ磨きの準備中ですが、このピラーのブラックの部分はドア側はボディと同じ鋼板で、ラゲッジ側は違います。よって磨く力加減などを変えます。そうしませんと・・ |
![]() 準備が何とか整いました。塗装の検査もしてございます。過去のいろいろな磨きでクリアも薄くなってきておりますので、今回も緊張の作業です(=オリジナルの塗装ですから素性は良い個体のようですよ)。 |
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![]() ボンネットも磨く前です。 |
![]() 磨いた後です。塗装を侵しているウォータースポットやキズは除去できませんがこうなります。白濁が取れ色が変わります。照明の輪郭もスッとちじまりました。お次はルーフへと・・・ |
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![]() それではルーフから再開でございます(=7/18)。照明周りは磨いておりません、サンルーフから後ろは陥没しみは多数、このしみは除去不可能ですが劣化した塗装面は除去できますのでやってみます。 |
![]() こんな感じです。輪じみがなければよい色にはなりました。 |
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![]() サンルーフから前側は陥没しみもありませんので磨きましてスッキリですね。 |
![]() サイド面に進んでおります。 |
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![]() フェンダーパネルは磨き終えました。ドア側は未作業です。この差は実際にご覧いただきますとよく解りますが、カサカサした印象が変わり、色がスッキリ落ち着き、艶がグッと増しております。本当は、健全なクリア塗装がもっと残っておりますと艶の”深み”といのがプラスされるはずです。 |
![]() Aピラーも磨く前はこんな感じです。 |
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![]() 磨きこめばここまで戻ってまいります。 |
![]() 塗装の検査表を確認しながら力加減も調整しながら磨きいれます。今後の磨きを入れることなどもイメージしながらもキッチリ磨くという反対のことを意識しながらの作業です。 |
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![]() 助手席側も終了いたしました。 |
![]() リヤバンパーと助手席ドアにはわずかながらデントがありました。 |
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![]() フロントバンパー部の気にされておりましたブツですが、我々の専門外となりますので板金屋さんにも相談をしてみました。いずれにせよ平滑なちゃんとした塗装面をだすには塗装が必要となります。前後のバンパー、ステップなど良く見れば少なくありませんね。 |
![]() それではマスキングが取れました。ルーフレールなどもシミだらけですのでさびしい状態です。オーナー様も気にされてましたし、何とかスッキリとツヤッ!とした状態に持っていきたいですね・・、さらにルーフレールの下のプラスチックも汚れてますね〜 |
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![]() こんな部分も、もちろん汚れが堆積しまして”ヤレ”感を倍増させますよね。 |
![]() 細部をチェックさせてもらいまして、洗車→タッチアップと続きます。 |
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![]() タッチアップもご指示いただいたところ以外にもそれなりにありましたのでやらせていただきました。 |
![]() これにて、各部のコーティング前の作業が終わりました。明日はいよいよ仕上げとなります。またまた作業報告画像も60枚を超えてまいりました。いよいよ”大詰め”です。どうぞよろしくお願いいたします。 |
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![]() それでは最終日(=7/22)の作業でございます。本日は夜明けと供に始まっております。オーナー様、最後のご報告お付合いください。スリーポイント、グリルも、もちろんウェルムガラスコーティングで保護いたしました(=グリルはアバンギャルド風ですが・・当時、そういう仕様ってあったかな・・) |
![]() ルーフレールとその下のモールもガラスコーティングが”ノリ”ますので施工いたしました。写真よりも実車は艶がでておりますよ。 |
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![]() コンパウンドで傷んでいましたドア下部のゴムもできるだけは再生しておきましたがいかがでしょうかね。納車時にご確認ください。 |
![]() マフラー部も、もちろんガラスコーティングで保護してございます。 |
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![]() ヘッドライト部、コアサポート部もガラスコーティングで保護されております。 |
![]() こちらも、もちろんガラスコーティング。ウェルムの”はじき”で洗車も楽しめますよ〜!(=ボディ同様、定期的なメンテナンスで鉄粉類の付着防止の維持が可能です。逆に申し上げますと定期的なメンテナンスが必要ですということです。それほど過酷な汚れやすい部分であることをご理解ください) |
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![]() どんどん進みます。お次はドアすき間まわりのガラスコーティング作業をしております。取れない汚れもいろいろありますがサッパリとした感じにはもってきたつもりです。 |
![]() こんな部分もガラスコーティングです。外装とはもともとの塗装のレベルが違いますから同じ艶はでませんがツルッとしております。 |
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![]() コーティングをしながら、パッキンゴムにも合わせて保護剤を塗り、栄養補給です。 |
![]() ウインドガラスも、もちろんコーティング。全面+サンルーフと加工しておきます。いやなウロコしみも付きづらくなりますので快適です。 |
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![]() このパーツもカサカサです。 |
![]() ちょっと強力なコーティングでないとこうはなりません。しっとりしました〜 |
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![]() この写真でまだ未作業のため、さびしい状態の部分が1ヶ所あります。解りますよね〜 |
![]() 比べればこれだけ仕上がりを左右するのです。でもこんなことは気にもしないお店も多いことも事実です。『アレも磨き屋〜♪、コレも磨き屋さん〜♪』 |
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![]() エンジンルームも仕上げのコーティング作業となります。 |
![]() ヘッドライトと供にエンジンルームも作業整いました。 |
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![]() 全体をチェックさせていただき完成です。ルーフやボンネットの感陥没シミなど残っておりますが、これ以上の磨きはレッドゾーンですのでご理解ください。例え、シミがもっと目立たなくなっても深みのある艶がだせなくなるなどの弊害が伴います、一例です。 |
![]() やっとここまできました、完成でございます!オーナー様。W202も年数が経ってきて”雰囲気”でてきましたね。うらやましいです。これなら190でなくともいいかな〜とか、買えもしないながら、わたくしも想像を膨らませております。 |
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![]() 今夜はガレージで202もゆっくり休みます。では26日のご納車の時にお会いしましょう。 |
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