S.FACTORY
| ホーム | 更新情報・お知らせ | サービスメニュー・料金表 | 完成車紹介 | 会社案内 | お問合せ | FAQ

MITSUBISHI D5
ミツビシデリカD5 ドア枠部分の部分施工<=ディーラーさん?他店さん?施工後の修復作業>
作業画像1
埼玉県よりご指名いただき誠にありがとうございました。お世話になっているお客様( =直近では・・500の施工でした>> )からのご紹介というかご相談で始まった今回の修復作業案件です。最初の作業をオーナー氏から請け負ったディーラーさんは当然ですが、パーツの交換なども発生する今回ですから当店からの外注作業もするしないで・・12月からすったぁもんだと1月かかりまして今回何とか作業という形になりました。作業後はひとまずはあのひどい状態は改善されますので御愛車を見るたびに落ち込むこともなくなるかと思います。
<2014/01/26⇒31日のお引渡しとなりました>
作業画像2 作業画像3
今回結果として行なうことになっている作業内容は、各ドア水切りモールから上部の黒い塗装部分の研磨+コーティングによる再生作業。これはもちろん当店で担当する部分。それとよろしくなくなってしまっている水切りモールとガラス枠パッキンゴムの交換作業は、結局販売店さん自身に当店ガレージに出張いただき交換作業となっております。

この辺はオーナー様と当初予定した作業フローとは変更になった部分ですから、オーナー様としては気分が良いわけではないでしょうから、私なりにはクリアーな対応をさせていただいたつもりでございます。当店から移管・作業を予定していた板金屋さんにも悪かったですし、当のディーラーさんにも手間を増やしてしまったわけですが、ディーラーさんの作業にまつわるお話しを聞いてしまった以上はこれが最善に思えたからです。
幸い、ミツビシさんも『お客様の言われる通り・・、通り・・』っと表面はすごい誠意的でしたし、おそらくちゃんとされているディーラーマンさんだと思いますが、本当にお客様の気持ちを思っているならこの辺のことは事前に教えておいてほしかったですね。そうすればもっとすんなりことは進んだはずですから。

そんな前置きは終わりにしまして本作業についてです。予定変更後の予定とおりにディーラー御担当様による水切りモールの交換、ゴムパッキンの交換と終りましてまずはボディ洗浄で作業準備です。今回のこととは関係ないとは思いますが、”↑”ヶ所、ボディの一部擦れ汚れみたいなものは1ヶ所ありました。
作業画像4 作業画像5
洗浄後にはもちろん再装着された部品のチェックを行ないました。しっかりと装着されているので問題ないでしょう。パッキンはゴムですから押せば多少は動く部分もありますがそれはそれで普通ですからね。
作業画像6 作業画像7
それでは作業の準備に進めております。何気に見えますマスキングですが、今回は特に慎重であり、普通とは違うテクニックでマスクしています。なぜなら・・作業面の処理がハード処理となりそうだからですね。
作業画像8 作業画像9
マスクを整えさらに準備をしています。数値が意味するのは常識的に塗装厚が少ない(=自動車塗装の範囲でのこと)ということですが、もう少し考え進めるとクリアがないことを意味しています。ということは変な言い方ですがクリアの剥離は元々ないわけで、削れるだけけずればキズも取れ、我々がいつも隣り合わせである命題のクリア塗装を残しながらキズ処理するということを気にしなくて良いということです。そんな考察はもちろんないままでしょうが結果的にそういう無造作な削り込みをされてしまっているのが現状です。要するに必要以上の削り込みにより、健全で取っておくべき塗装が研磨されてしまっているわけです。元々塗装が少ない部分ですので実にもったいないと言わざる負えないのが現状です。
作業画像10 作業画像11
当初の案件部分だけではそこだけいまいちと判断したのか全部(=黒い塗装面、前後左右の4枚ドア分全部)がスゴイ研磨跡でしたね。”↑”した部分は一番目立たなく、作業性も悪いからでしょうか・・ザッと磨いた感じ。もちろん研磨粉は粗いのでキズはすごいですが、塗装の厚はここだけご覧のように70キクロンぐらいありました。他がその20、30ミクロン削られたとも言い切れませんし、ここだけライン塗装時から厚塗りなのかは今となっては判断できませんが、とにかくそういう現状でした。
作業画像12 作業画像13
最初の確認でご来店されたときは、夜でしたし、なんとなく立ち話しでしたのでまぁ確かにキズ入れられちゃってるし、磨きも甘いなぁ・・とは感じてましたが、まさかこんな良くないとまでは思っていませんでした。全部ここでアップ写しをしませんがちょっとひどいですね。ディーラーさんはプロへ作業依頼しているとおっしゃってますが、ほんとなのかと素人さんでも感じますね。

もちろん仕上がり最優先ではないにしても、きれいにしようとか・・、きれいにみせなきゃ・・というわずかにでもあってほしいプロ意識が感じられない現状。実にさびしいものです。でもこれってとても現実的な問題であります。この業界に限らず食品から今さまざまなことが信用なりません時代でしょ。目先の仕事のためにちょうじりあわせないとならない双方があればこういうことはあり得て普通なのかもしれません。身の引き締まる思いでございます。
作業画像14 作業画像15
とってもデリケートな表面です。深いキズを処理することと、表面の塗装を残すという逆の課題を調整してゆきます。さらには付け替えているゴムパッキンを傷めないでという懸念材料もありますので、いろいろと意識しながらの作業進行でした。ちなみに今回研磨しないとなりませんから行なっておる作業ですが、本来は上記の塗装厚が示すとおりに既にハードな研磨をしない方が良い段階であることをどうぞご理解ください。要するにですね・・オリジナルのライン仕様の塗装でも1、2年?でくすんだ今回の表面です。それを削られて、それを今回わたくしがさらに削って(=同じ削ってという表現でもその内容は全然違いますけど・・)いるわけですから、もちろんコーティングでフォローしてお返しするわけですが、コーティングも当然永遠ではないのでその辺のアフターフォローを検討すべきでしょう。DIYで何かしてゆくのか・・、プロ作業を使ってゆくのか・・、あとはご利用されていく年数や保管のご事情などでもやはりいろんな考え方があるでしょう。
作業画像16 ⇒ 作業画像17
とにかく各部分ともそんな作業を進めてきました。取るキズ、取らないほうが良いキズなどありますが、常識的な視点では劇的に良くなっているのは間違いございませんからひとまず気分一新できるかと思います。洗車後の落ち込んだ気分は改善できるかと思います。
作業画像18 そんな研磨作業の後はコーティングのための処理(=目立ちませんし、一般の皆さまにはなかなかこういう大事な作業がご理解いただきにくいのですが・・)を実施してコーティングで仕上げです。ミツビシさんからもコーティング剤は受け取っていたのですが、仕様を確認しまして私の中では”違う”タイプのガラスコーティングでしたので(=それが悪いという意味ではなくてわたしの仕様基準ではないということ)今回当店の「KANADE 1.05」で覆わせていただきました。皆様が感じられるのは水弾きなのですが、これについては現在の車両部分とさほど変わらない感じかと思います。浸水気味の仕様となっておりますのでよろしくご理解のほどお願いいたします。
ホームへ

| 洗車 | 車磨き | ガラスコーティング | ポリマーコーティング | ウインドフッ素コーティング | アルミホイールコーティング | 出張クリーニング | 除菌・消臭 | 車内抗菌コーティング |
| 独車メッキモール再生 | カーフィルム | ウインドリペア | 引取納車OK |

(C)Copyright by S.FACTORY 2014 All Rights Reserved.