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GMC YUKON_DENALI
GMCユーコン 車磨き<=ボンネット・ルーフ⇒「上」コース 、 前後左右面⇒「並」コース>とガラスコーティング<=code LOTUS ver.>/その他一部の樹脂材・メッキ材・アルミ素地のコーティング加工
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東京都羽村市よりこの度もありがとうございます。年初めにメッキホイールでのお付き合いからでしたね・・、ばかデカイ24インチも車両に装着されてますと普通に見えるのが撮影している今も不思議に感じます(=太タイヤとか超扁平タイヤは見なれたわたしですが、外した24インチタイヤの外寸には免疫がなかったということです・・)。その後いろいろとボディに関してもご相談、ご質問をいただきましたので、わたしもお世話になっているリピーターの御方々様と同じか、むしろそれ以上に多くの情報をこの1年弱でご提供してきたかもしれません。そんなことを今思い出すわけですが・・、それはオーナー氏の熱心さゆえであることは申すまでもないこと、その冷めぬ情熱はお見事です!そんなこんなで・・車両検査なども行なってきまして、今回晴れて?ボディ作成のご縁となりました。結果的には、当店”暖め中”であります未発表の新コーティング剤で対応させていただくという特別対応でお引き受けでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
<2013/11/5お持込、10日のお引渡しとなりました>
(ご入庫履歴) '13/01
お約束しております書類、及びフォローシャンプー&コンディショナーについてのご案内の用意ができました。そんなに堅苦しいものではないですが、分かりやすいように書面にしましたからお手に取っていただき確認していただいた方が良いでしょう。まずはお寄りいただくご希望日時をお知らせくださればと存じます。  11/12夕
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作業は足元からいきますね。まずアルミホイールですが、洗わせていただいた()印象としては洗えばすっきり汚れが落ち、輪ジミも残らないこの状態は良い状態と感じますし、それが素材とのマッチングを考えれば普通の判断ではあります。ただオーナー様自身としてはもっと水切れ(=弾き)があって、汚れ自体ももっとつかないといった感じのお求めがあるようですので、成功するしないは別問題としてでよければ別仕様のコート剤もご用意申し上げます。あとは今後お使いいただく予定になっている当店仕様のフォローシャンプー&コンディショナーの内で定期的にお手入れしてゆくことでお好みなイメージで決まるものがその中にあるかもしれません。ちなみに今回ご提案させていただくフォロー商品は6種類ございます。

皆さまにも良く発信しているわたしの考えですが、とにかく一つ一つチャレンジしていくことは大切です。ですがむやみに『あれもこれも』ではなく、一つ一つです。時間は掛かるかもしれませんがあわてないことです。そうするとどこかで”決まり”を発見できるとわたしは信じてます。その試していく過程自体を楽しめますし、良否を納得できると思うのですね。好きな趣味ぐらいご自身で納得したい、納得できることを追及したいじゃないですかね、それ分かります。現在のように一線の立場さえわきまえてくださるのならいくらでもお付き合いさせていただきたい気持ちでおりますので。 そんなことを楽しむためにもメッキの浮きが増えないように祈るのみですよね・・

タイヤは現状問題もないですし、特別なご要求もないでしょう。アーチ内部はまず素材が良いです、樹脂材でほぼ覆われていますのでその気になって洗えばきれいに再生し易いタイプ。”きれい”を意識する向きには好都合ですね。現状いいんじゃないでしょうか。もちろんマニアックなお客様はこういう内部もコーティングのご希望が過去ありますのでコーティングなどの対応も可能です(=例えば施工車では、BMW120i>> ニッサンエルグランド>> )。個人的にはこのままで十分きれいなのでやる必要はないと思いますが。

とにかくオン仕様のSUVなどは特にこの辺はきれいであってほしいとわたしは考えております。 
オフ系ならきたなくても絵になることもありますがね・・
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塗装が折り返すところももちろん処理します(=クリーニングしてコーティングまで行うという意味です)が、塗装の割れもこういうところですのであります。あとは固着のブツであるのだけれどもそれを剥がすと塗装も剥がれるというケースがあり得そうな表面と感じました車両です。ですので敢えてそのままにしているところも数個ですがありますのでよろしくお願いいたします。でもサラサラに仕上がる表面に影響はない範囲のことですので聞き流していただいて問題ないと思っております。
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つづけては各すき間です。エンジンまわりはあまり水をかけない方が良いタイプでした。挨拶代わりにほこり、つまりをチェックしたというレベルの作業でした。リヤ側はガラスハッチ式ですので抜かりなくゲート側と合わせて作業しました。もちろんこの辺も仕上げでコーティング加工となりますのでご安心ください(=エンジンまわりは今回ノーコートです)。 既にこういうすき間もご自分でもコーティングなりのことをされているというところはさすがですね・・。拭き残しが固まったところなどが一般のレベルでわたしもホッとしたり。あまり完璧にやられてしまいますとプロの立場がないですのでね・・

その次、ボディ面での各凹凸部分をチェックとつづきます。画像は出してませんがテールレンズとボディのすき間、フロントリップ下端面、その他塗装の劣化も散見されることをこの時点でわたしも把握させていただいております。今後の作業の要注意部分とカルテへリストさせていただいたことは申すまでもないことです
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さぁ各所を処理してボディ面にきています。一般的には悪いレベルでないですが、今回のケースでは確かに何とかしたいという感じは分かりました。きれいに維持したい場合は、洗車なりのお手入れは日常的に必要ですのでその時に楽に、そして気分良く済ませるには水切れが良い方が良いに決まっています。その考えはひとまず正解です。ボディが大きいですし、背丈も高いですから尚更ですね。ですが、水切れと撥水とはイコール、もしくは比例するとは言えません。この辺はもう申し上げてはおりますが多少ずつでも今後お考えを柔軟になっていただいた方が進歩があると思います。もちろんそれは親水が良いというような・・いろんな氾濫している情報のような低次元のことではないですよ、本質・肝心なのは汚れをできるだけ固着させないコート皮膜とそれを維持する為の方策の確立の兼合いが大事ということです。お求めレベルが高くなればそれだけご自分での動き・考え・価値観・感性も変えていかないと進歩はないですし、パートナーとなる作業人との連携も良い関係が今以上なものを探して、作っていくことも必要でしょう。 洗車にしても何でもそうですよね・・、最後は人です、人間関係、そして最後は他力本願ではなく自分がどう動くかなんじゃないでしょうか・・
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ルーフ・ボンネットの状態を確認して、横面も確認いたしました。普通には良い状態ですが、多少の付着ブツもないわけではないのでその辺の処理がメインでしょうか・・、次の工程で行ないます。

塗装の状態、汚れの付着の程度などは把握しました。それ以外のことでは鉄粉系の付着の有無・程度のことが問題になるのですが、現状ほぼなく良い状態を維持できています。

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ここから本番です。ボンネットとルーフは今回しっかり診させていただくことになっております。検査磨きを経まして進み始めているところです。点線の左、及び上部分にはデポジットで汚染された塗装面が明らかですね。これではきれいにお乗りになりたい方にはストレスでしょう。洗わなくてもストレスですし、洗ってもストレス・・どこのショップにいってもこの先の突っ込んだ提案などはないですから、この流れを変えたいものです。当店にお越しいただいたからには何とかしたいものです。とにかく今はこの汚染された表面を剥ぎましてカラーがしっかりでてくるクリア塗装面まで戻す・・そんな作業を行っていきます。
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けっこうしつこくデポジットは付着(=固着が正しいニュアンスです)しています。表面と相談しながらですが磨き進めます。熱が発生することもありますので、冷ましたり・・、水研ぎしてコンパウンドを飛ばして表面のチェックを入れる・入れないなど・・奥が深いのですよ・・磨きとは。
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強固、軽度のもの問わず、デポジットと分類されるであろう全てを剥ぎました。もちろん「上」コースですのでキズも含め除去していってます。簡単にはボディの色が変わりました。要するに酸化皮膜がなくなったので、濃い顔料の塗料の色が見えてきたということですね。乱反射させるキズもなくなってきているということは、その濃いカラーがそのまま跳ね返ってきて、目に入ってくるイメージです。

お引渡し時にお伝えの通り、既にクリアを深く進行してしまっているウロコ状の・・いわゆる”ウォータースポット”の範囲のものは追い込んでいません。これが今一番良い再生度合かと思います。もちろんどーしてももっと追い込みたい場合には、”念書”いただくようですが剥ぎ取っていくことはできます。長く楽しみたいならやらない方が無難です。削ってしまったオリジナルのクリア塗装は帰っていませんからね。
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ルーフはボンネットよりも酸化ブツが付着し、それらが膜のごときはりつきぎみですので白い表面になっておりました。こちらはボンネットプラスの深い処理からスタートせざる負えない状況でした。
・・・・・
結果としては、もちろん改善させました。ウロコ状のォータースポットもボンネットよりむしろ少ないかもしれませんね。しばらく快適な洗車時間が過ごせるはずです。 
この写真は作業途中で、やはりデポジットがまだ取れていない状況を写しております・・
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諸アメ車のベースキャリアは”きれい”を優先すると御機のように外していただいているのがいいですね。あれがあるとけっこう作業はイラつくことになりますからね・・

ルーフでは2、3だけですがチップ割れがありました(
=このくらいはサビとは無縁です。見た目の気分の問題だけです)。タッチアップなどもありでしょうね。ついででございますので作業と前後してしまいますがボンネットについても。飛び石の極小の割れもフロント面側に多少ありましたね。そんな割れの部分をなるべく広げないように・・、でもできるだけ塗装面をクリアな表面にするにはどうしてもそんな部分でもかぶせて磨くようなんです。慎重にですけど・・
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ルーフを処理しまして、サイド面・前後面へと進めました。一部メッキ部の劣化、塗装の劣化などはオーナー様などは既にご承知でしょうが、エクボが左右に1ヶ所ずつ確認できましたので念のためお知らせしておきます。エクボに関して助手席ドア部に極小(=右の写真)、運転席ドアにはもう少し範囲の広いものが2ヶ所ほどありました。
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サイド面、前後面は今回「並」コースでの作成をさせていだきました今回です。作業前の検査、ご希望との兼ねないでその範囲で十分な仕上がりとなりますし、現状も普通に良い状態でもありましたしね。もちろん今後もっと追求する必要があればご相談にも乗れますし、部分的にそういうことをすることなど可能です。敢えてアピールしませんが塗装検査は済ませてありますので大丈夫です。

作業の方は、やはりメインとなる処理はデポジット類の除去ですね(
=もちろんボンネットなどの上面よりは軽症でしたが)。軽症とはいってもピラーあたりはけっこうな固着度合でしたし、”↑”したモール面などはお伝えの通りでしたのでクリーンアップさせていただきました。あとはステップまわりについてはやはりお伝えの通りで、塗装面は仕上げのコーティングまで、樹脂表面はスルーといった感じです。
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ご希望のレンズも流す(=洗う意味ではなく、素材やアフターペイントされているので深追い研磨したくない、できないという意味ですからね)程度ですが研磨、仕上げのコーティング加工まで行ないました。マフラーエンド部分も”↑”したステーがある部分から出口まで加工しました。既にご承知かと思いますが、コーティングはとにかく素材に影響されます(=ここで申すことは下地処理、脱脂処理によってコーティングの定着が左右されるということではなく、その大前提として素材とのマッチングということを申しております)ので、効果期間や水弾きもボディなどと違うことも大いにありますからよろしくお願いいたします。

マフラー部について一つだけ突っ込んだ話しをしておくとするなら、コーティング剤は耐熱優先の仕様か、
通常ボディなどと同じの効果を優先する仕様かなど、ご利用していっていただく経過によっての車両特性、オーナー氏の希望などによって今後もこの辺の仕様選択できる用意はあります。まず今回は通常仕様を加工しましたのでご確認いただければと思います。
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各部(=特にリヤまわりが多い印象でしたが・・)にございますゴム材などの経年感もないわけではないですよね。この辺は一般的にはなかなか保護コートが難しいのですが、当店なりに研究は行なってきてはおりますので、必要な場合などにはご相談ください。 どれだけお喜びいただけるかはお約束はできませんが・・
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こちらサイド面も逆側同様お伝えの通りに進めましたが、こちら運転席側の方がデポジットの付着が軽症でしたね。壁ぎわが日常保管とのことですので、こちら側がそうなのでしょうかね。もしそうだとすれば入替えられるなら半年ごとに向きを変えてみるのも手でしょうね。 ちなみに申し上げましたこちら側のエクボは”↑”のあたりです。念のため
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フロントに回ってきまして、ボンネットやルーフと同様に空を向いている”↑”したような表面も要注意ポイントですが良い状態でした。ということは、陽射し、もしくはボンネットに関してはそれ以外にエンジンルーム内からの熱などをルーフとボンネットにおいては少し気にするようかもしれません(=今も気にしているでしょうが、より高いレベルを求め、キープしたいならばのことです・・)。

ルーフでは遮れない陽射しも同じ空面のバンパーのココは陰になる時間が多いので”焼かれる”度合が違うことが一つあることです。もちろんココとルーフなどの同じ空面でも面積が違いますから10センチ動ければココの水滴は落ちれるのに、ルーフなどではそれが溜まってしまう率が高いですね。それがデポジットを助長させているでしょうし、さらに例えば・・、汚れが詰まった水がまだ水滴の状態でボディ表面に残っている場合もあるでしょう。そんなときにお車が動けば流れるものがあるが、週1出動のお車ではそれが流れることなく繰り返し固まっていくという現実。それは紛れもなくデポジットの要因ですから、お車を動かすことも時には洗車をしていることと同じ効果があるわけです。いろいろ発想の転換、いつも同じことを同じにやっていれば結果も同じですから、より良い状態を目指すなら検討することもあるでしょうね。もちろんそこまでのことを求めているのでなければ適当なところで妥協をすることが普通です。

逆にここもルーフやボンネットと同じにデポジット状態であれば、それは陽射しや熱が原因ではなくて・・例えば花粉に代表されるような悪玉成分が同じに積もり、同じ雨水で溶かされ塗装が侵されているというイメージがつきます。雨水はルーフもボンネットもココも同じに被りますからね。

ここは一つの事例を挙げたのみです。こういうことはさまざまなことが考えられ、複数の要因で影響を受けているのが屋根なし保管のつらいところですから、いろいろ先を読んで対応してみることも面白いとわたしは思います。そんな時間がなかなかない、作れないなら・・やはりプロのフォローも必要なわけでしょう、そう思います。

グリル・ライトレンズとのすき間もきれいでした。この辺も手をかけていらっしゃるのが分かります。とにかく今回ご依頼のニュアンスの通りに、前後面、サイド面はそんなに気になる状況ではなかったですね。もちろんなにもないわけでないので処理をしてきたわけですが軽症であり、オーナー氏の手をかけてこられた愛情がそのままでていて、良い状態を維持できているのでしょう。そんなことをボディ一周、作業でまわらせていただき今回分かりました。
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作業後の処理です。コンパウンド等々流すためですが、汚れ、ウロコシミ、デポジットなどのチェックも兼ねて洗うわけです。この段階で大概何箇所かはもう少し磨き作業をしたほうが良いことが発見できますね。床屋さんで仕上げたあとにまた調整でカットしたりしますような感じでしょうか・・
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各所下地作業を整えましてコーティング加工と進めました。今回はイレギュラで未発表液(=いくつかあります中からのひとつです・・)の内からガラスコーティング<=LOTUS ver.(仮)>で加工させていただきました。いつもありがたいリピーター様でもコーティング剤においてはこういうモニター的な対応はあまりしてこなかった当店ですが、今回は流れで特別にこうなりました。

どんなご事情であってもまずは施工中であります、「AKARI 1.3」、「KANADE 1.05」(
=KANADEシリーズは追加で2層目のコートオプションあり)を施工させていただいております。それがわたしにできるコーティング剤に関しての一番のサービスと思っているからなんですが、今回はオーナー氏の過去からの”カービューティー”経緯、現在施工中の他店さんのコート皮膜(=某有名系列で取り扱いされていて現在も施工されているコーティング剤のこと)、現在の改善したいこと、今後のご希望などなど・・そんな胸の内がわたくしの現在のチャレンジング精神を刺激していただいてしまいましたので、新たな一つの可能性、ご提案として今回の本施工サービスとさせていただきました。


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新コート剤、「LOTUS ver.(仮)」と現行「AKARI」、「KANADE」シリーズについて

「LOTUS ver.(仮)」は、分かりやすく話しますと、現行「AKARI 1.3」の性格(
=人間じゃないので性質ですけど・・)の進化系というスタンスです。あくまでいろんな側面トータル性能で「AKARI」のレベルが現在偽りなく”良いもの”であり、当店なりのベースです。ですのでその機能はキープしつつ、より防汚性能を追求していくタイプとお考えください( =「AKARI」コーティングの詳細はこちら>> )。ついでですので触れますと・・、「KANADE」シリーズは、「AKARI」シリーズの一部機能を変換して(=成分中のモノマー単位としての側鎖としての部分がAKARI」シリーズとは違うということです)、より防汚を追求しているタイプとお考えください。ですから「KANADE」は「AKARI」の進化系ではなく別タイプという位置づけとなっておるわけです。

とにかく今回の「LOTUS ver.(仮)」の施工がめちゃ大変
なのでこの辺がまだ一般発売できない要因の一番かもしれません。レーシングカーはオーバーかもしれませんが、すごいけど扱いずらいみたいな・・。あとはやはり価格・コストの面ですね。「AKARI」の進化系である以上当然とても高級(=純度が高い)なフッ素溶液がどうしても必要になってくるという兼合いです(=肉やマグロじゃないですけどフッ素化合物もランクがあります・・)。

今回の施工においても、部分的ですが施工してはやり戻したり・・、最終的にはお出しできる状態には整えてはありますからご心配いただくことはありません。微妙なニュアンス(=わたしの心内・・)を感じますか?そうです、この「LOTUS ver.(仮)」に限ったことではないですが施工の方法は何も一つではないのです。同じコート剤でも実際施工店でのやり方はさまざまな方法、規定に沿ったとしても”クセ”、”上手い下手”なども現実でてきますから仕上がりも多少⇒かなり違うことも大いにあるわけです。ですので今回の施工においてもわたしの自分の中での完璧な成分を自分の中で完璧に皮膜化することが納得しているわけではないというところもあることを付け加えておきます。対処策があったりしますからもちろんちゃんとした仕様で仕上がってはいるのですが。レーシングカーの例えて言うなら・・その時のコースに合わせて現地セッティングを変えているイメージでしょうか・・。仮に”FUJI”で走ることが理想で、その車のポテンシャルが一番発揮できる場合であっても時には”SUZUKA”で走るので、セッティングを変えないとならないという感じでしょうか・・。 
相変わらず余計に難しい例えになってしまいましたか・・、すみません

今回施工範囲としましては、塗装面のみをコーティングしております。樹脂材部分、メッキ部分はスルーしておりますことご承知おきくださいませ。コーティング施工を終えまして、タイヤまわり、ウインドまわりのお引渡し用の作業を整え、外装完成とさせていただきました。
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あとは各すき間もお約束ですのでコーティング加工しております(=コーティング前にはもちろん磨き処理にて固着しているカルキ系のしみも手が届く範囲ですがクリーンアップしております)。このすき間部分は外装施工の新液ではなく、打ち合わせ時にもお話しさせていただきましたが他の皆さまにも施工させていただいているフッ素コーティングです。エンジンルーム以外の各すき間は加工いたしました。ガラスハッチ側、ゲート側共に加工しております、ご安心ください。
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さぁもうひと工程。簡単ですがバキュームを。保管場所が未舗装の場合は指させているパッキンのすき間には小じゃりが入りやすいので見た目、余計な足でのひっかきキズの防御の双方の意味で、できるだけこういうところの小石などはない方が良いですね。ラゲッジスペースはお荷物の配置などいろいろあるでしょうから特に作業で触ってません。
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こちらは最後追加作業となったエンブレム部分の加工です。本来このアルミ素材がむき出しのままということではないわけですから、この表面面には特に保護的なことはなにもされていないわけで、腐食はしますよね。このむき出しの状態で腐食シミも出したくないというご希望でしたらご承知かもしれませんがクリア塗装をするようでしょう(=もちろん自動車塗装の2液ウレタンで)。とにかく今回は当店の専門とする範囲での対応ですので通常的なコンパウンド系統の処理なのですが、腐食は落ちませんでした。よって荒行ながらもう少し深い削りだし処理をさせていただきました。その後はコーティングで保護しました。この状態でひとまずご納得ならば、今後はこれを維持するようにお渡しする予定のフォローシャンプーなどを定期的に当てていただくことも有効ですし、もちろん適時コーティングの再加工も必要となります。そういうのが面倒であるとか、今回の研ぎ目の乱反射がいまいちなどということであるならば、やはり正規のようにカバーするか、もし上げたような塗装するのがベターといった感じですね。どうぞよろしくお願いいたします。
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最後はやっぱりここを写して締めたいと思います。勝手ながらまだ10年、それ以上乗ってもらいたいですね・・ 飽きがこないというこの雰囲気・・分かります。特に車にに乗るととても感じますね、アノ雰囲気。色もわたし個人的にも大好きなタイプ。メタリック入るならこのガンメタ系はやっぱりいいなぁ〜。本当はしぶいソリッドのサンド系にオールペンしてほしいなぁ〜。それでもう一度仕上げさせてもらいたいなぁ〜などと人様のお車でそんなことばっかり考えています。

長々とお付き合いいただきありがとうございまいた。本記事最初でもお伝えの通りにフォローアップ等の書面はご用意しておりますから必要ならお知らせくださいませ。この度はありがとうございました。
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