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FUNLUCE serengeti
ファンルーチェセレンゲティ キャブコン磨き<=並コース>とガラスコーティング<=AKARI 1.3>/その他車両状況も確認しながら内容は決定してゆきますね・・。
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バンク面の黄変の深度検査含めて修正処理/ゴムモール、ステンレス材のクリーニングとコーティング

作業画像1
埼玉県入間市より、この度はありがとうございます。新車でお乗りだしになられて1年4ヶ月ほど経過の現在、そしてここでご依頼をいただいたわけですが、皆さまだいたいケースが似ているものですね。バーコードの固着度合に「そろそろ何とかしたい」のがだいたいこの頃のようですね。日頃の洗車をする人、しない人・・いろいろですが、どちらにしてもなかなかしっかり、そして正しい方法でのお手入れするのは難しいものです。今回のご依頼に限ったことでもないのですが・・点検チェックをしておりますと御愛車セレンゲティがメッセージを投げかけてきております。「スカッとさせて」と言っておりますので、がんばって進めてゆきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

< 2013/06/21お持込、6/22から作業入りました⇒⇒ >
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まずは足元から。後回しになりがちなこのすき間の”茶ばみ汚れ(=こんな言葉はありません)”がきれになっておりますと、この後きれいになるアルミホイールのサッパリ感がさらに向上します。なんとなく後回しにされがちな部分ですが大事です。タイヤ表面もだんだん油分の汚れで茶色・・白っぽくなってきますよね。そんなのもたまにきっちり洗い落すことで気分は良いはずですよ。仕上げに塗るタイヤワックスの”ノリ”が良いのも言うまでもないです。
作業画像4
ベースがハイエースですので、ダストの飛び散りはカムロードベース車よりは少なくて済むというメリットがあります。こびり付き始めている油汚れも中までスッキリさせました。

そんなことでダストに汚染される率が少ないので、今回施工予定はしておりませんがアルミホイールコーティングをしておくと、長く効果を体感できて、日頃のお手入れも簡単スッキリさせ易いです。そんなことで日頃お手入れに意識というか、重点がおありのご希望者様にはオススメメニューです。
作業画像5
セミキャブオーバのハイエースですのでここは開きます。まわりのきわを中心にジャブジャブ洗ってしまいます(=この写真は作業前)。フロントグリルやバンパーへのバーコード予備軍の汚れを洗い流してしまうという趣旨があります。
作業画像6
キャビンドアをチェック洗浄はいつも通りに実施させていただき、今回は”玄関”まわりも洗い流してさっぱりさせてございます。
作業画像7
あとは”上”からボディ点検兼ねて洗い流していきます。写真は作業後ですが、各すき間のドロ汚れはけっこう固着しておりましたね。普段見えないところですが、きれいにしてあればあるだけ日頃の雨により流れ落ちる水が汚水ではなく、ただの水になります。申している意味がご解釈いただけますでしょうか?バーコードの元凶の汚れがタレ流れる量が少なくなるということです。
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ルーフでもバンクの方にきますと、各所黄変が確認されました。前後面、サイド面の印象が良いだけに(=このルーフのあとに前後・左右面の洗浄作業をしての感想です)もったいないと言うか、やけに気になってしまいました。

どんなビルダーさんのも程度の差、黄変が始まるまでの期間などはさまざまですし、保管状況、お手入れ方法にも左右されることもありますが、今回は明らかに初期完成レベルの問題でしょう。技術レベルということではなく、むしろかける材料品質の問題のように感じますね。この経過年ではこの進行は早すぎじゃないかというのがわたくしの率直な印象です。乗用車であれば(
=保証、自費うんねんはおいておいて・・)当然ながら塗り直しということになってくるのですが、キャブコンは元々塗料が塗られていない以上は塗るも塗らぬも当然といえば当然のなりゆきということでしょうし、たとえビルダーさんに詰め寄っても・・「こういうもんですよ」的な感じなのかもしれません。でももうちょっとしっかりした表面にしてもばちはあたらないんじゃないのかなぁ・・。デザインが人気のセレンゲティですので余計にきれいにして乗っていきたいという方々が多いはずですのでそういうことを知らないで購入する方々が気の毒に感じます。黄変のメカニズム、ゲルコートの現実問題については当店別ページ内でご説明しておりますので、ちょっと長いのですが読む気力があればご確認くださいませ( =クリアー塗装>> )。

あとはこれらの部分をどう対処するかということですが、こういうのは完全に通常の作業とは別次元の処理が必要でありますので、全て対処するとなるとお打ち合わせ時の御提案の諸々とは根本的に違う作業となってしまします。今回は通常作業プラス分の確認を取らせていただいている範囲で診てゆこうと思っております。具体的には、ご提示の作業御代内で、この黄ばみ自体はとても目立つ”まっ黄色”のところをまわりの黄ばみぐらいに戻すようなイメージで作業をさせていただこうかと考えております。何か、ご意見、お考えなどがあればお知らせください。ご説明もさせていただきますし、作業方針の変更も場合によっては検討させていただきますので。
作業画像9
もう一つだけお伝えしないとならないのは、息子様が洗車をしてくれるということですので既にお気づきかとは存じますが、バンク先端の右側には亀裂もありますね。もちろんこのままでも車体に問題は全くないですが、気になるという場合はパテ埋めで部分塗装するか、タッチアップするか、もちろんコーティングを定期的に繰り返すか・・などなど今後の事含めてご相談には乗れます。もちろんアドバイスだけでも喜んでさせていただきますから必要であればお気軽に相談してください。 それにしても黄変の進行、範囲ともにバンクだけですが気の毒な状態と言わざる負えない現状ですね
作業画像10
屋根から下りてくれば全く問題はなく、ぐるりと一周洗浄プラスチェックさせていただきましたが普通にあるバーコード汚れなどだけのことです。左側面の2点は承知いたしております。この面の作業時に合わせて処理する予定です、ご安心ください。
作業画像11
あと・・アンテナは一度外させていただきました。それぐらいですね、念のためご報告です。

それではこれで下地処理の第一段階終了です(=時が・・6/21)。
作業画像12
日は改まっておりまして6/23です。前の工程、洗浄段階で落ちないものをきれいにしてゆくという趣旨です。一番のメインはやはり固着してしまっているバーコード汚れの除去でしょうか。
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バーコード落しの前に、まずはルーフの作業です。結論としては・・、簡単に申すとサンドペーパー目の800番を使うことといたしました。800番は最終仕上げを意識する磨き屋さんとしては本当は使いたくないレベルの粗さです。分かりやすい例として敢えて一つだすならば・・、800番を10回こすったら塗装もけっこう削れる、はがれるといったレベルだからです。板金塗装屋さんとか、販売店さんが積年のバーコード落としてとりあえず納車の準備に『お客にみえねぇように消してしまえ!!』的な”ノリ”では普通に使ってます(=だから・・中古のキャンピングカーの雨どいまわりを中心に深い線キズだらけが多いのはこういう理由があるから)が、我々最終仕上げ屋さんとしては擦ったキズもなるべく元に戻さないといけないから使いたくないレベルの粗さということなんです。でもそれを使わないと全然表面が変化しないから致し方ないわけですが。

作業後の表面ですが、全然変化しないところ、多少はきれいになったところなどいろいろです。誤解しないでほしいのですが、削ればそれだけきれいになります。ですがそうすると健全な表面をも削り落とす事にもなります。今回はあくまで範囲内での実施、そして今後のご使用も長くご利用予定とのお話しもいただいておりますので深追いはしておりません。

あとは現状を確認していただき、今後の経過(
=黄変が広がるのか、ここで一区切りするレベルのものなのか等)、そしてご使用してゆく中で御愛車へのお気持ちもいろいろと変ってくるのが一般的です(=だからみなさん何年かすると買い替えするわけでしょ)。ですのでご使用になりながらどうするか考えた方が良いと思うわけです。営業的にはすぐにでも塗装や、黄ばみももっと作業できれいにしましょうよ!と言うのですが、視点はあくまでお客様視点です、これきれいごとでないので忘れないようにしてくださいね。

わたしのようにうちにあります代車のモコや私用のキューブのように20年、30年手放さない気持ちが固まっているなら、速攻でルーフだけでも塗装することをオススメいたします。施工は安くてしっかりやってくれるところを紹介いたしますし、わたしがし切って動きますから、ご安心ください。
作業画像14
バンク右側作業後・・こんな感じ。あまり変わりませんね、それだけ深い部分でのシミということです。ルーフに関してはいろいろ細々と申してきておりますが問題は見た目だけのことです。どんなに黄ばんでもくさったりするわけでないですし、それが原因でどうにか水漏れが起きるなどということはないですね。それが素材のFRPの良いところでしょう。FRP表面を覆うゲルコートも塗装などよりはずっと厚いということもあります。ある意味・・黄ばみを想定している仕様なわけ、と考える事もできます。

ここではあくまで”
普段見えない部分”の”見た目”のことを問題にしているということであり、あとの価値観は人それぞれで良いと思います。

この日はルーフの作業までで終了です。
作業画像15
では6/24の作業です。残っておりますルーフの作業から。ルーフも中央からうしろまわりはきれいですね。日頃のお手入れもちゃんとされているのが分かります。ザラザラ感がお手入れ放置車両とは全然違いました。その努力というのはちゃんと報われるもので、サイドにでてしまう”バーコード”も汚さ感が全然違います。線スジも薄く、汚らしさが少なくて済みます。

このルーフうしろ半分は、作業としては通常のポリッシュ処理で大丈夫でした。もちろんいらないコーキングの飛び散りなども処理しておりますからね。
作業画像16 作業画像17
ルーフの処理を済ませて側面に進めます。日頃の洗車も行なっておられる御機ですので、全体を通しての第一印象がきれいですね。今後も無理ない範囲でけっこうですのでお続けください。お引渡し後はこれまで以上に洗車は楽になります。そしてそれが長く味わえますからね。楽しくすら感じれる水切れで時間も短縮されます。コーティング(=皮膜)がちゃんと”在る”ことを感じれるコーティングを味わっていただきたいものです。

作業のはなしに戻りますがまず左側。ここの例のキズもウインド面、ボディ面ともに消しておりますのでご安心ください。アップしませんがオーニングカバーもけっこう高枝などでしょうね。擦れキズありましたので処理してすっきりさせてます。
作業画像18 ⇒ 作業画像19
もう一つはここの部分。塗料が剥がれている部分はタッチアップしました(=最初は色が合わなかったのが左写真。合わなくともこれは厚塗りの下塗料になりますからこれはこれで良いのです。色変更してタッチアップしたのが右写真です。これで気にならないはずです)。

ご指示の2点については以上です。その他の部分につきましては、やはり通常の作業で処理することができました。状態は良かったですし、日頃のお手入れ洗車も良い感じで洗っているようですよ。息子さま・・ご苦労さまです。お引渡し後の洗車方法については、できればしてほしくないことがありますから、それだけ守っていただければあとは良い感じですから今後もきれいにお車を維持できるはずです。

あとこのセレンゲティはこのサイド面とリヤ面の下部(
=このシルバーの面。今タッチアップのことで写真にしている部分のことです)は、ゲルコートでなく、自動車塗料で塗られています。今月初旬にご入庫いただいたセレンゲティはここも当然ゲルコート仕上げでした。そいういう意味ではここは劣化、黄変の心配はないということです。アドバンテージがあります。キャビンがシルバー仕様のモデルですし、オプションなどでこうオーダーしたのか?セットでこういう仕様の完成車という設定なのか?とにかく得してます。
作業画像20
ご指摘以外の部分については、サイド面(=両サイドとも)普通に処理を行なって進めました。表面のバーコードが除去されますとそれはそれできれいになります。そうすると今度は、”↓”したような今まであまり気にならなかったようなパーツ類にしみ込んだ線しみや汚れ自体が気になってくるケースも多いものです。今回もこの辺もやはり気にして処理しないと全体なんとなくサッパリ感がでてきませんので作業をさせていただいております。もちろんせっかくきれいにしたので、のちのコーティングもこういうところも加工しておきますのでご安心ください。
作業画像21
そんなことでシルバーメタリックカラーのキャビン部分ですね。汚れも目立ちにくく、キャンピングカーというジャンルとしてはもっとビルダーさんとしてオススメしてあげてほしいカラーです。お手入れ不足になりがちなキャンプカーだからこそ選択する価値があるカラーですよ。通常の”白”でなく”シルバー”これがこれからのトレンドになるんじゃないでしょうか。維持の面からも得策ですし、良い選択をされたと思いますね。

作業についてはこのフロントキャビンまわり、リヤ面ともに、やはりイレギュラなく進められました。飛び石、虫の付着、樹液被害も確認できませんでした。やはり日頃の洗車の効果でしょうね。努力は報われるわけです。

このような流れで各面、各部の下地処理(
=コーティングを、より定着させる為の作業ともいいますが・・)を進めてきました。明日(=6/25)はいよいよコーティング加工となります。
作業画像22 作業画像23
それでは本日(=6/25)も夜明けと共に活動を再開・・。まずは昨夜の雨の処理です。ここで表面の脱脂洗浄もいっしょに行なってコーティングの準備を整えます。ルーフの黄変部分も内部でのことでもあるゆえコーティング施工自体は問題ないです。表面がデコボコや細孔が開いているというパターンではないので、コーティングの吸い込みもなく施工できております(=まぁ、そうなりにくいよう下地処理をしているわけですが・・)。ルーフのベントカバー2つともコーティングしています。

写真のようなこんなモールもできるだけバーコードがでないようにコーティングはいつもの通りですが加工しております。こういうところは、スジの線もつきやすいので小まめにお掃除するに越した事はないです。敢えて全面洗車となるとおっくうになるし、そうしょっちゅうはできませんからその線スジだけでも水拭き掃除だけでもこまめにやって上げる方がトータルできれいに保っている方が多いですよ。

収納していたアンテナも戻しました。全部のばしきりフックにかけましたがこれでよかったでしょうか?もし違っていたらお手数ですが調整してください。


その他コーティング工程としてお伝えしておくことは・・、特にはなく順調に仕上げさせていただきました。各面ともボディ表面はすべてコート。その他の各パーツや部品なども状況などでけっこうコーティングしているものもあります。フロントの未塗装の樹脂パーツ、メッキパーツ、あとはリヤ面のステンレスのラダーは今回ノーコートです。
作業画像24
全体のコーティング作業が終了しまして、最後お引渡し作業です。アルミホイールの右前のみ黒い汚れキズがきになりましたので、できる範囲磨き落としました。数ヶ所ありました。
作業画像25
フロントウインドガラス面の、特に下部は輪ジミもありました。この手のシミは通常のコンパウンドレベルでは落ちないのでガラス面「ウロコ落し作業」で対応させていただきます。ですが気にならないというキャンカーオーナー様も多いので気にならなければそれで良いです。今回未処理です。今後もしも必要でありましたらご相談ください。

その他面のガラス、シェル部分のアクリルウインドにおきましては特に問題もなくまだスベスベしておりました。
作業画像26
タイヤワックスも正しい成分のものを定期的に塗りこんであげれば、少しずつ汚れない(=汚れをしみ込ませにくい)表面にすることができます。いつも黒ぐろしているタイヤはやはり気分が良いですが・・そこまでしている、できる気力のある方は一部のマニア以外は実際にはなかなかいませんが、やればそれだけの価値のある作業でしょう。

そのマニアも正しいタイヤワックスを選択できている人はほとんどいません。どうしても油性(
=水性と謳っていても油分も入っていること知ってますか??)のものを塗っていますから保護といいつつゴムをいためてもいます。それなら消去法にて何もしないという選択をするべきかもしれませんね。本物の水性ワックスがほしい方は相談ください(=当店施工ユーザー様のみ対応とさせていただきますのでご容赦くださいませ)。

車内もサービス範囲の作業ですが実施しております。キャビン内がお掃除しやすいのもカムロードよりハイエースの方に軍配です。労力少なくお掃除しやすい形状です。 
まぁそれがベース車選択のポイントになるなんて聞いたことありませんし、そんな理由で選ぶ人はいないでしょうが・・
さぁ以上でご報告終了です。作業時間と、わたくしのわかりずらい作業報告にお付き合いいただき今回のご依頼にも感謝でございます!ありがとうございました。

ここのところ天気が安定しておりませんので、手を止めたり、2度手間作業になったりすることもあったのですが、”6/26の早朝の部”の作業を持ちまして、無事に仕上げを確認しまして完成となりました。

お引渡しは事前にお知らせいただければ、基本オーナー様の予定で準備させていただきますのでご予定調整つきましたらご連絡いただければと存じます。

さぁこれで今回の(
=今月上旬には別のセレンゲティさんの作業があったものですから>> )セレンゲティさんも遠征キャラバンの”夏”を前にしてキレイサッパリボディとなりました。今回のキャブコンライフからは屋根なし保管(=前回のバンコンライフまではカーポート付け直して保管していたそうです)とのことですから日頃のお掃除も以前より大変であることは間違いないでしょうが、その負担を少なからず軽減させ、そしてそれを持続できる皮膜の丈夫さ、汚れは積もっても案外楽に、直ぐに水切れできる快感を今後ご体感いただければ見た目のトロトロ感にプラスして施工の価値をお感じいただけるはずです。甘い文句の簡易ポリマーサービス、それに相応する撥水入りのシャンプー!などに飛びつかない。基本作業に勝る上手い話しなし!です。水洗いで十分。十二分ですらあります。それでもし汚れが取れないならば、良く申すフレーズの一つですが、保管環境・状況に見合った正しい方法、頻度でないのかもしれません。少しだけサイクル短く洗車するか、間に拭き掃除を入れるとか、いっそ正しいシャンプー洗車を覚えるか・・、プロの洗車をまじえるか・・、などなど楽しみ方はいろいろあります。話がとめどなくでてきてしまいそうですのでこの辺で区切りにさせていただきます。どうぞご家族すてきなキャンカーライフ・・今後ともお送りください。
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