東京都よりご入庫いただきました！フォードマスタングの車磨きとガラスコーティング

	ＦＯＲＤ　ＭＵＳＴＡＮＧフォードマスタング　車磨き＜=並コース＞とガラスコーティング＜=ＫＡＮＡＤＥ１．０５＞東京都内よりこのたびはありがとうございます。当初ご相談くださった６月よりなかなかお引き受けできずにすみませんでした。お預かり中は普段の保管状態と同じにこちらも完全ガレージ保管でお預かりですのでそんな点はどうぞご安心くださいませ。作業方針はご希望御予算などから基本的に規定内での作業をご理解ください。ご納期などはお任せいただきましてとても助かります、ありがとうございます。＜ 2014/07/25お持込、8/9の完成となりました（=事後報告です）＞
	作業前です。いきなり・・ありますね（=・・とはなんでしょうか？）。ご覧のとおり樹脂材の表面、凹凸のすき間などいろいろと。こういう残がいも塗装面ならもちろんポリッシュ作業であとから処理できますし、それ以前に塗装面ならば塗装の平滑性によってこういうワックス成分の全てがこういう風に食い込んで離れない（=固着する）ということもなく、塗った（=塗られた？）時に拭きあげられたり、流されたりしていて、ある程度は少なくなっているものです。べったり残っているのはこういう樹脂材などの未塗装素材ならではです。未塗装材は往々にして黒又はグレー系の色をしていますからね。さらには塗装カラーがこの残がいの”白”とは正反対の”黒”ですからその上さらに目立ちますしね。当店にはじめて入ってこられる車両ならではの症状でもあります。無造作にこういう処理をしてしまう。もしくはそういうサービスを受けている。そういう日常でもあまり気になっていないということですね。かっこいい趣味のお車ですから、尚更こういう仕上がりのままではちょっと・・と思わざる負えません。　⇒　しつこくて申し訳ありませんが、それほど各部にしつこく、くっついてしまっています・・素材が硬い樹脂材であればまだしも再生の余地がありますが、ゴムの場合は本来の意味で、ほぼ再生は不可能です。ご理解くださいませ。本格仕上げであれ、簡易作業であれ、必要に応じゴム材の保護養生は必要です。今後日常でのお手入れの参考になさってください。
	作業前です。ウロコ含め酸化した表面、そしてスクラッチ、及び線キズの典型的な状態です。そんなワックス的な日頃のお手入れが原因の全てとは申せませんが、ボンネットにはご覧のようにたくさんのウロコシミがありますね。ウォッシャーノズルきわにはそんな残粉が白くべったりと・・。こういうワックス的なお手入れ（=たとえ名前はコーティングを謳うどこかの作業でも、低レベル・コスト優先のものも含む）は一時的な艶と水弾き（=水を弾いても水切れが良いわけではないのですけど）の変わりに短期間で酸化による表面の白化、油性汚れの吸着が起こります。右写真のようなキズも黒カラーですのである程度仕方ないところもありますが、完成後の今後のお手入れ方法によってはかなり少なすることもできます。そういうお手入れ方法をご希望でしたらお気軽にご相談ください。キズは付くもの！というのも普通の考え方です。それを気にしてばかりもつまらないという考えもありますのであとはオーナー様なりの”きれいカーライフ”をどうぞ。
	左の写真はパネル区画の左は研磨処理を進めているボンネット。区画の右はフロントフェンダーです。比べればこれだけキズも減り、黒の深みが増すわけです。御機の塗装（=クリア塗装のことですが）は比較的硬くできていますので、せっかくここで一度きれいにしていただいたわけですので、お返し後はそれなりに大事に接していただければ良い状態を保ちやすい・・硬い塗装面とはそういうメリットがあります。
	↓↓ サイド面も同じような状態を修正しながら進めました。塗装表面のことよりもまずは基本的なすき間の白い残粉がとにかく気になる状態でした。それらを除去することをまず行い、コースなりの塗装面の鏡面度合に作っております。
	見だせばいろいろとありますでしょ。こういった部分をどこまで、そしてどの程度、再生クリーンアップからそしてコーティング仕上げるのがどうか・・などなど、奥が深いわけであります。
	とにかく各部分の下地作業を行ってからコーティング加工をさせていただきました。基本内容にてお引き受けの今回でございますので施工範囲も基本としている範囲であります。濃色カラーでありますから、きれいの維持やお手入れ方法などは難しいわけですが、普段は完全屋内保管だそうですからそのアドバンテージを是非有効になさっていただききれいさを保ってほしいものです。
		コーティング加工後はお引渡し用の作業をいくつか行わせていただき今回お返しさせていただきました。今回のご指名に感謝申し上げます。ありがとうございました。



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